つらいと思う日々に

いたずらにわが身世にふる・・・

暗雲低く垂れ込めて・・

2009-11-19 | Weblog
年の瀬も近づいてきて
いよいよ社会は低迷にあえぐ。自らの力で年を越せず
縁なきひとの力を借りて、歳を一つ足す人達の新年は辛年。
なんと大勢いる国となってしまったのだろう。

友が四人尋ねてきた。中年の友と若者の友。ともに男と女。
年金受給にまだ数年満たないオジサンの友は無職。探せど探せど職見つからず、
僅かな期待にも当たって砕けて意気消沈。
子持ちの離婚数年目の元主婦の友は、低賃金に
働けど働けど食べていくのにもままならず、疲れきって
希望を失って元気なく。
体力バリバリの若者は、これまた仕事見つからず、選択されつづけて
うつ傾向。
屈託無く笑うおねえちゃんの友は、仕事のストレスと、これまた低賃金。
皆よい友よい人なのに、明日に希望を抱けずに
ため息混じりによく語りたがる。皆よく集まって支えあう。
お姉ちゃんは言う。「私のところ(会社)なんか交通費も出ないんだよ。」と
ため息。
バツ一女の友は言う。「私のところもそう。それに社会保険もなし、手当てなし、
残業なし、たとえタイムオーバーしてもサービス残業ってやつ、やってられないけどね、しかたなしよ。株式会社なのに笑っちゃいますよ正直。」と言った後
悲しく笑った。
後の二人も言うに及ばずの切ない会話。
ああ、親分肌の社長は何処?少し昔は人情味があったのにな~・・
人を道具扱いにする社会に変貌して、ますますストレス社会となって、国全体がうつになっていく。
まともな判断ができずに、破滅の道を歩み始めた。
競争に鎬を削り、共存共栄を忘れた社会のいくつ先、滅亡。
さて、いよいよ顕著に・・・。
コメント
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