38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

河川清掃、連休も終わり。

2011年02月13日 | 農と暮らしの日記
飯岡校区を流れる室川(むろかわ)、うちの近所の「戻川橋」からの風景。
といっても今日ではなく、おととい朝の雪景色。桜色でデジタル着色したら春爛漫の絵になりそうだけれど、それもすぐに溶けて今朝はもう普段通りの風景に戻っていた。その室川で今朝は8時から地域の一斉清掃。河原や土手のごみをみんなで歩き集めて1時間ほどで終了、缶コーヒーを頂いて帰宅。



日曜、「世の中3連休」も最終日。気温は低いけれど外は日差しの暖かい一日。
朝:6時過ぎからごはん、子どもたちはバレーボールの試合で四国中央市へ(「紙のまち」杯だとか)。
午前:8時から上記の河川清掃、9時過ぎに戻って昼まで温室建設の続き。今日はPOシートを留める平桟を骨組みに取り付ける作業。分解したハウスをそのままのサイズで移設しているのだけれど、やはり細部はぴったりとはいかず2~3cmのずれは出る。とくにこの桟はビス留めだから融通が利かない。それでも思いついて左右の部材を入れ替えてみたら運よくぴったり収まった。とりあえず側面の横桟と前面下部の横桟まで取り付けて終了、ごはん。
午後:明朝出荷分の収穫。明日は湿雪やみぞれの予報が出ているので、念のために明後日出荷分の一部も前倒しで収穫。薫は夏の畑の片付け。17時半頃、バレーの試合から学校に戻ってきた真を迎えに寄って帰宅。野菜の収納などして18時半あがり。ごはん。バレーは渚たちのチームも真たちも共にあと一歩及ばなかったものの、みごと準優勝とのこと。



今回の「世の中3連休」はうちもわりとのんびりした。
初日が積雪、昨日は強風で外しごとができなかったことや、昨日のたこやきパーティ、それから子どもたちはバレーが平日の練習日と異なって早い時間に戻ってきたことも「のんびり」感の一因だろう。とはいっても本来はのんびいしていられる時期ではない。週が明ければもう2月も後半に入る。畑の片付け、春の作付け準備、そして何より温室を速く仕上げて育苗を始めなければ。
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強風、凧より蛸日和。

2011年02月12日 | 農と暮らしの日記
久しぶりに「たこやき器」登場。
お客さん、というか、援農さん、というか、とにかく日頃お世話になっているご一家が最近導入したホットプレート式のたこやき器を我が家に持ち込んでお披露目してくださるというので、うちの(写真の)も引っ張り出して「競演」してみた次第。うちのは直火用の鉄板で16穴、今日はカセットコンロで。お披露目のホットプレート式は30穴、もちろん「なんとか加工」で美しく焼ける。大人4人、子ども5人で「16+30」×3回転、計138個を完食。できあいのを買ってくるのではさすがにこれほどは食べられないだろうが、焼きながらだと不思議といける。他に、おにぎり、蒸しパン、スパゲティもありましたが……。あ、「イカ焼き」も。たこやきとイカ焼きが並ぶ食卓はありそうであまりない。



土曜、「世の中3連休」の中日。低気圧通過で強風の一日。気温も低い。
午前:保育園納品、スーパー出荷。強風のため温室建設は見合わせ、机しごと。
午後:引き続き机しごと。明朝出荷分の荷作り少し。強風で外の仕事は見合わせ、急ぐ出荷作業もなく、ということでちょっと早めに夕方から上記の「たこやきパーティ」。うちの子たちもバレーから帰って合流。



先日NHKでやっていた、ガソリンスタンドがどんどん廃業している話。
暖房は灯油でなく薪ストーブなのに薪を作るチェーンソーに使うガソリンを買うのにそのつど何十分もバイクを走らせないといけない高齢者の事例などは溜息が出る。うちのまわりでも就農当初は畑から歩けるところにあった店がすぐに廃業し、その次に近い店はセルフでいまも利用しているけれど、もう少し市街に寄ったところもなくなり、最近また市街地の店がアパートに変わった。番組によると昭和30年代頃の高度経済成長期にできたスタンドが地下タンクが取替の時期を迎えているのに、現在の経営環境ではその投資回収の見込みが立たないことが廃業の背景にあるという。石油に過度に依存しない暮らしや農業を志向しているつもりでも、10km圏内からスタンドが消えたらと思うとぞっとする。
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世の中3連休、初日は雪。

2011年02月11日 | 農と暮らしの日記
昨夜から今朝にかけて雪が降った。
おそらく2~3cmの積雪で、当地ではこれくらいの雪が1~2年に一度くらい降る。写真は家から100mほど歩いたところで、なだらかな棚田状に水田が広がっている。うちは普通の住宅地で、中央に写っている道も住宅地の中までは大型車も入れるけれど、その先はこのように軽トラも入れない細い農道になる。今朝は自転車とワンちゃんか。



金曜、「世の中3連休」の初日、建国記念の日。雪のち曇り、一時晴れ。
朝:6時すぎにごはん。子どもたちはバレーボールの試合、薫も当番。
午前:2時間ほど珍しく読書。10時頃から少し野菜を荷造りして出荷と市街配達。図書館で本を返してまた2冊借りる。
3連休と雪が重なったからだろうか、配達先はみな静まり返っている。国旗が出ているお宅が1軒。

昼はひとりごはん。
小さな蕪1個と中指ほどの人参1本、白菜1/4切れの外葉1枚はがして、いりこ3本で出汁にし、冷やごはんを入れて雑炊に。味は味噌とキムチ。

午後:畑に出て収穫1時間ほど。雪の中から人参を掘り出し、葉ものも雪を払いのけて。戻って荷作り。明日出荷予定だったセットを雪で宅配便が遅れる可能性を見越して前倒し出荷。明朝出荷予定のスーパー分も荷作り、17時半あがり。

バレーボールは渚たち、真たちとも優勝。
祝勝会には真だけ参加。渚は静かに過ごしたいのだそうで、うちで昨日の残りのカレーでうどん。

<本日の野菜セット>例
里芋、じゃが芋、人参、蕪、水菜、小松菜。大根がいらない方のセットで品数少なく各分量多め。
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花粉症? それとも、風邪?

2011年02月10日 | 農と暮らしの日記
一昨日ひと雨あって、小麦も少し緑を取り戻したようす。
あるいは黒々と湿った土に映えているいるだけかもしれないけれど、この乾燥続きにかすかながらも恵みの雨だったことは間違いない。

木曜、今夜から日本各地で雪が降る予報。セット出荷は宅配便が中心。
午前:今日出荷の宅配便と明朝配達のと、同時並行でセット荷造り、追加の収穫。
午後:宅配便のセットをまず仕上げ、臨時の配達ついでにまた追加の収穫少し。戻って明朝配達分の仕上げの荷作り。18時あがり。

今日は花粉症だろうか、鼻の調子がおかしく、からだもだるい。
例年この頃から花粉症だか風邪だかわからないような症状がある。けれど「風邪だ!寝なきゃ!」と思っても発熱はなく、今日も日暮れてから子どもたちのバレーボールが終わるまで珍しくこたつで少し横になっていたときは「こりゃ、まずいな」と不安になったけど、晩ごはんになると、病人に似つかわしくないカレーライスをもりもり食べてしまい(ごはんがなくなってパンまで切った)、どうやら何の心配もなさそうだ。ほんと、丈夫にできてる。



渚たち6年生は午後から「お出かけ」だったようだ。
西条市総合文化会館で、「西条市子ども防災サミット」。当地は台風の被害の記憶もまだ新しく、また、近々高い確率で南海地震、東南海地震が発生することが予想されている。災害に強いコミュニティは、おそらく日頃の住み心地のよいコミュニティとかなりの部分で一致するように思う。



明日から、「世の中3連休」。
藤田家族に休みはないはずだけれど、空模様が落ち着かないから、さほどばたばたした週末にはならない見込み。ただ、雪があまり多く降るようだと週明けからの出荷のために土日のうちから走り回ることになるかもしれない。



日本有機農業研究会「全国有機農業者マップ」という冊子がある。
その新版を作ることになったというのでうちも原稿を書き、メールで送った。前の版はまだ僕が就農前に出たもので、会社を退職した翌日から約1年にわたる研修先を、当時住んでいた葉山町から「通勤圏内」だった藤沢市の相原農場を知ったのもこの冊子だったから、そこに自分自身の菜園の原稿を載せることになるのかと思うと感慨深い。

その相原農場での研修終了後、まず単身で愛媛に戻ったのが5年前の今日2月10日の朝。
そしてまた、愛媛県立宇和島水産高校の練習船「えひめ丸」がハワイ沖で米軍原潜「グリーンビル」に衝突され沈没、9人が亡くなった事件から10年。

<本日の野菜セット>例
里芋・じゃが芋のいずれかまたは両方(セットによっては「デジマとニシユタカの食べ比べ」)、人参、大根、まびき大根(葉つき、人参サイズ)、葉つき蕪(トウ立ち値引き)、その他の葉ものはセットにより、白菜(1個または1/2)、小松菜(固くなってきているので値引き)、ほうれん草、キャベツ(1個~1/4カット)、ターツァイ、菜の花から。
※さつま芋は寒さで傷みが進み、今日で今季のセット入りは終了。
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野菜端境、節目の季節。

2011年02月09日 | 農と暮らしの日記
ほぼ毎日出荷している「市街スーパー」の農家直売コーナー。
固有名詞で書けば「フジグラン西条」の「私の自信作」という棚で、写真で見ると縦3×横3の棚のうち中央の上中下3段を藤田家族で使わせてもらっている。このコーナーそのものは写真に写っている部分と別の面にほぼ同じだけの棚があるので、うちは全体の6分の1、まあ季節によって品薄の時は2段になったり1段だけになったり、全く何も出せなかったりもする。

いまはこの通り、うちの棚は根菜と芋のみ。
人参、里芋、小さい大根、カット大根、そしてじゃが芋。冬の初めごろには小松菜やほうれん草、水菜、白菜なども並べていたけれど、いまそれらの葉ものはいよいよ端境期で品薄になって「野菜セット」を組むだけで精いっぱいなので。その代わりに(?)左隣など他の棚には市内の農家の方々がキャベツやほうれん草、葉葱など緑色の鮮やかな野菜をたくさん並べている。また、右側の棚は「名水いちご」で有名な「西条のいちごやさん」の完熟レッドパール。



水曜、予報通りの昨夜の雨が朝まで降り続く。
朝:6時過ぎからごはん。8時前後に市街に出て保育園納品、スーパー出荷。
午前:雨があがりきるまで机仕事を1時間ほどして、10時頃から育苗用の温室づくりの続き。
午後:腹ごなしにまた机仕事を30分ほど。14時頃からまた温室づくり。昨日までにアーチと直管、後面の鉄骨は組んであり、今日はようやく前面(入口側)の垂直の鉄骨を立て、入口のドアセット組み込みまで終了。一部、どうしても2人必要な作業は薫の助力を得て。途中、ちょうどよいタイミングでゆうき生協のIさんのトラックが到着したので、重たいドアセットをよっこらしょと引っ張り上げて支えてもらい、その間にネジを締めて固定した。顔に似合わず人使いの荒い藤田家族。あとはビニルシートを張り付ける「桟」(さん)を縦横各所に打ち付ければ骨組みは完成する。なんとか今週中に。
夕方:明朝出荷分の一部収穫、根菜類など。大雑把に荷造りして18時あがり。NHK18時台ローカルニュースの校歌シリーズ、今夜は僕の母校、大町小学校。石鎚山は空高く、加茂の流れは清らかに。

日暮れてご近所M氏から釣果の配達(?)あり、野菜ちょっとと物々交換(不等価)。
新鮮なイカを刺身にし、足や目(!)などは醤油なしで墨と和えただけで頂いた。



そして、今年も今日はこの日。5年です







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雨。たぶん、今年初めての。

2011年02月08日 | 農と暮らしの日記
最近の野菜セットの一例。
前回載せたのは1月20日、そのときと大きな変化はないように見える。ただ、さつま芋は2月に入ると寒さで急速に傷んでくる。まだ在庫はあるけれどそろそろ終わり。

このセットは通常の大セット。
というか、実は直接配達の「中セット」がベースで、いつもはたいてい「大セット」を載せているから比較がわかりやすいようにと、里芋を加えて「大セット相当」の価格(1800~1900円くらい)にしてみたもの。だから、この写真から里芋を除けば通常の「中セット」です。

内容を説明すると。
右半分が芋と根菜類で、青首大根(葉は傷み気味なので茎だけ付けて)、人参、大蕪、里芋、じゃが芋。左側は葉もので、水菜から始めて下へ「の」の字に、ほうれん草、小松菜、濃緑の円形がターツァイ、小さい玉レタス、菜の花(不結球白菜)。



火曜、朝から曇り空。そして、予報通り午後から久しぶりの雨。
朝:6時過ぎからごはん。7時半頃に市街に出て保育園納品、スーパー出荷。
午前:野菜セットの荷作り。11時頃から新居浜方面に配達、13時頃戻り。
午後:育苗用温室づくりの続きを少し。垂直の鉄骨は背面の5本をようやく建て終えて、それから明朝出荷分の収穫、調整、など。18時あがり。


雨は今年初めてというくらい久しぶり。
関東地方や京阪神も含めて全国的に久々の傘マークだったようだけれど、やはり真夏の「雨なし」とは違って、「恵みの雨!」というような感じではない。もちろん、乾燥が続いて野菜や麦の成長にも影響しているはずだけど、冬はそれほどの切迫感がない。ただ、これから雨が続くことはおそらく間違いなく、そうすると春の作付けがまた晴れ間を縫うようなかたちになって胃が痛くなることも容易に予想される。

<本日の野菜セット>例
里芋・じゃが芋・さつま芋から1~2種、人参、青首大根、中・大蕪、ターツァイ、小松菜、水菜。その他、セットによってほうれん草、菜の花。
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春がどんどん、やってくる。

2011年02月07日 | 農と暮らしの日記
早春どりのキャベツが少しずつ巻いてきている。
もう少し葉を広げてから巻き始めたほうが大きくなるはずだけれど、キャベツが自分で「そろそろ巻きたい」と思ったのだろうから、しょうがない。葉色を見ればさほど肥料が足りていないわけでもないようす。冬のキャベツがぜんぜんできなかったから、これには期待している。とか言う割には草もとってなかったりして……。



月曜、3月中下旬並みの暖かさだという。空は湿っぽい薄曇り。
朝:6時過ぎからごはん、いつも通り8時前後に市街に出て保育園納品、スーパー出荷。
午前:野菜セットの荷作り、11時頃に配達に出て、ついでに買い物等、13時戻り、昼ごはん。
午後:キャベツの定植。上述(写真)のキャベツと基本的に同じ作型だけど育苗が少し遅くて年越ししてしまった苗を、ようやく植えた。数えてないけれどたぶん200株ちょっと。だいぶん赤くなっていてどこまで盛り返すか。
夕方:そのまま明朝出荷分の収穫1時間ほどして帰宅、大雑把に荷作り。隣の校区まで走って買い物したりガソリン入れたり。19時まで明朝の荷作り。

<本日の野菜セット>例
里芋・じゃが芋のうちいずれかまたは両方。人参、大根、蕪、水菜。他の葉ものはセットによって、小松菜、白菜、ほうれん草、小さいレタス、などから。
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カセットテープの、時代。

2011年02月06日 | 農と暮らしの日記
藤田家族の音楽ライブラリ(?)から、懐かしいカセットテープ。
というか、畑や野菜の写真を撮り忘れて困ったとき“恒例”、慌てて家の中で何か……ということで。カセットテープは就農の際の引越から現在に至るまで、外に出して並べる場所がないまま、このように引越用の段ボール箱の中にぎっちりと詰められて眠っている。昨日はここでも書いたように夜に人が集まったから、BGMは久しぶりにテープでと思って(かけたのは、スティーリー・ダン、スザンヌ・ヴェガ、ジョン・ルーリーなど)、まだ片付ききらずに積み上げられている引越荷物の段ボール箱から何箱かを引っ張り出したので、そのうち一番上に乗っかっていた箱を開けたら、これ。

たまたまここはベイシーなどビッグバンドが多いようだけど、クラシックも何本か混じっている。
カセットテープは主にアナログ盤だった「LP」を「貸しレコード屋さん」で借りてダビングしたもの。CDの時代になってからはほとんど録音していない。ラジカセで音楽を聴き始めたのは小5か小6の頃で、その当時から高校の頃までは圧倒的に「邦楽」、いわゆる「ニューミュージック」のものが多かった。高校から大学時代にはいわゆる「洋楽」もかなりダビングした。けれどそれらはほとんどすべて、20代半ばに捨ててしまった。いま考えるともったいない。レコードだけでなく、FMからの「エアチェック」も多く、ライブ番組、インタビュー番組などもあったから、残していれば放送局も欲しがる貴重なアーカイブになったかもしれない。

思い出しついでに、書くと。
西条で「貸しレコード屋さん」といえば、僕にとっては「ペニーレイン」だった。他にもあったのか思い出せない。ペニーレインはいまの西条図書館の近く、たぶんパソコンショップ「ナイス」の辺りのような気がする。レンタル料金はレコードの定価の10%。2800円のLPなら280円で、カセットテープはたいてい登道商店街の椿本だったかで1本400円くらいで買っていた。TDKかマクセル。SONYもあったかな。気に入っていたのはscotchで、内部が見える「スケルトン構造」とかでかっこよかった。音がいいのかどうかはよくわからない。それから、LPを借りたら歌詞カードをコピーするのに、県事務所(現在のSICS=サイクス)近くにあった「植木事務機」だったか、文房具&オフィス機器屋さんに寄っていた記憶がある。1枚10円、裏表で20円か。

高校を卒業してからは、レンタルはアパートの周辺で。
京王線・笹塚駅の中にもしばらくはあって、20歳前後には新宿東口、どこかの地下にあった「REC」という貸しレコード屋さんによく行った。もちろんまだアナログ盤で、とにかくJAZZが豊富にあり、1週間で10枚借りられるので、毎週日曜に通ってはダビングを繰り返していた時のテープが、上の写真の中にもかなりあるように思う。その他、大学の友だちなどに録ってもらったものもけっこうある。その後、就職してからはもうそんな時間もなくなった。給料でCDを買えるようになったけれど、なんとなく音楽どころじゃない感じだったのだろう、CDはあまり増えていない。CDやLPのライブラリ(というほどの量では全然ないけど)についてはまた今度、ということで、「回想」はおしまいです。



日曜、今日も暖かいけれど、雲は多め。午後は肌寒くなった。
朝:昨夜遅かったので、ゆっくり7時起き。ごはん。渚はバレーの試合。真は休み。
午前:スーパー出荷は薫に任せて温室建設の続き。今日からは前面・後面の垂直の鉄骨を立てる作業。アーチの上部から吊り下げる形。
午後:引き続き温室の作業。予定していたところまで終わらず、14時半頃から明朝分の収穫。戻って調製、荷作りを途中まで。18時あがり。



5年前の昨日、研修先の相原農場を「卒業」、翌週にはまず単身で帰西し、就農した。
この季節になると、「初心に帰る」という心持がどこからか浮かびあがってくる。

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温室づくり、夜は宴会。

2011年02月05日 | 農と暮らしの日記
西条港の風景。
この船溜りになっているところが市街地にある西条藩の陣屋跡(現・県立西条高校)のお堀から流れる「本陣川」の河口で、後方の煙突はいまも拡大を続ける西条の臨海工業地帯のいわば「老舗」、クラレの西条事業所。



土曜、今日も暖かい一日。
朝:ごはんのあと、8時前後に市街に出て保育園納品、スーパー出荷。

ほぼ終日、育苗用の温室づくりの続き。
昨日までに左右のアーチ状のパイプは組み終え、今日は縦方向の直管5本の取り付けまで完了。こんな小さな温室でも一人で作業すると手間がかかる。パイプ1本取り付けるのも二人いれば片方を同じ高さにちょっと持っておいてもらって他方を取り付けるというようなことが簡単にできるけれど、一人だと工夫がいる。とはいえやはり小さいので、たとえば縦の直管もせいぜい4.5mと短いから、やじろべえのように肩で担いで中央部分を2か所ほど仮に取り付け、それから両端を固定して、というやり方ができる。脚立を使わないと届かない高さの直管も、アーチのパイプからロープを吊るして直管の片方をひっかけておき、反対側は自分が脚立に上って取り付ける、というような感じで。水平や垂直は隣や向かいの家の屋根などで確認しながら。

夜は小さな宴会。
引っ越し当日に手伝ってくれた方々に来てもらい、遅くなったけどお礼とお披露目とを兼ねて。だけどおもてなしするより、みなさんまたいろいろ持ってきてくださって賑やかな食卓になった。前の家よりちょっと広くなったので子どもたちは「宴会場」から離れて走りまわり……。今回あれこれのご都合により来ていただけなかった方々にはまた別の機会に。
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立春、冬の畑は終盤へ。

2011年02月04日 | 農と暮らしの日記
大きな蕪(かぶ)。
たぶんこれで直径30cm近く、重さは2kgくらいあると思う。この畑にはこんな1~2kgの大蕪がごろごろしている。毎年そうなのだけれど、9月の涼風を待ちかねて秋一番で播く最初の蕪がたいていこうなる。暑さで発芽が揃わず、そのうち草に埋もれ、そうこうしているうちに次に播いた本命の作型がきれいにできてくるから見捨てられ……。隣の小松菜も「大松菜」を過ぎていまや「巨松菜」(命名:相原農場?)

それで毎年、冬本番から早春にかけて、他の蕪の畑がひと息ついた頃に、この蕪の出番。
もちろん皮は固く、姿はこの通りだからスーパーはもちろん、野菜セットに入れるのもはばかられる。でも、うちで食べるには最高の味。生で食べれば、知っている人は知っている、じゃない人には想像できない、それは「柿」の味。いっとき、あるレストランでこの巨大蕪をよく使ってくれていた。こういう食材を使うのって、おもしろいだろうなと思う。



金曜、立春。今日も10℃を超えてぽかぽか、「3月中旬並み」の陽気。
朝:6時過ぎからごはん。8時過ぎに市街に出て保育園納品、スーパー出荷。
午前:そのまま市街でセットの配達、買い物など。11時頃帰宅、机仕事少しして早めの昼ごはん。
午後:13時頃から明朝出荷分の収穫、戻って調製・荷造り。15時頃から温室建設の続き。左右のパイプを組み終えて18時あがり。

<本日の野菜セット>例
里芋・じゃが芋・さつま芋から1~2種、人参、大根(主に青首。一部に源助を追加)、蕪。葉ものはセットによって、白菜、小松菜、ほうれん草、小さいレタスなどから。
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節分、旧正月、春の陽気。

2011年02月03日 | 農と暮らしの日記
今年初めて菜の花を摘んだ。
非結球タイプの白菜を播いて、生育があまりよくなかったから放っておいたところ。生物として無理をしているものは次の代への引き継ぎを急ぐのだろうか。それはともかく、白菜系のは菜の花の中でも柔らかく甘みがあって美味しいと思うので、これが次々と出てくるとうれしい。



木曜、節分。そして旧暦の1月1日。昨日に増して暖かい一日になった。まさに春の兆し。
朝:6時過ぎからごはん、市街出荷。
午前:宅配便の野菜セットの荷作り。
午後:引き続き荷作り、夕方に出荷。続いて明朝配達分のセット荷造り。18時半あがり。

夜:子どもたちがバレーから帰り、20時過ぎから晩ごはん。
節分なので、まずは恵方巻き。南南東に向かって全員無言で「丸かぶり」(変な日本語)。それと鰯の丸干し、なぜか豚汁、シンプルな晩ごはん。食後、22時近くなってからようやく豆まき。今年はうちでとれた大豆で。うれしいけど、もったいない。

明日は立春。

<本日の野菜セット>例
里芋・じゃが芋・さつま芋から1~2種、人参、大根(主に青首。一部に源助を追加)、蕪。葉ものはセットによって、白菜、小松菜、ほうれん草、小さいレタスなどから。一部に菜の花。
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Tシャツ、温室、はやぶさ。

2011年02月02日 | 農と暮らしの日記
育苗用の温室をようやく建て始めた。
引っ越すたびにこの温室も移設するので、何度も何度も建て直し。就農当初は借家の裏の畑を使わせていただいたので間口6mで奥行10mの部材を買って建てたのだけれど、3年後に引っ越す時に場所がなく約半分の奥行になり、そのサイズで今回もまた再建。左右のパイプは計8組、写真では4本まで建ててあるからこの2倍、本当に小さいハウスである。それでも家の敷地内にあるのはとても便利。遠くの大ハウスより近くの小ハウス。



水曜、ネットで見たら今日の気温は2℃~10℃とのこと。10℃を超えたのはひと月以上ぶりだと思う。つまり今年初めて。
朝:6時過ぎからごはん。8時前後に市街に出て保育園納品、スーパー出荷。

午前:9時頃から上記の温室建設。
10℃を超えたと書いたけれど、気温としてはそれほど暖かくなったわけではない。それでも日差しのある中で体を動かしていると汗ばむくらいで1枚1枚上着を脱いでいき、昼前にはついに「この冬初」のTシャツ姿になった。

午後:13時頃から明日出荷分の一部収穫して戻り、15時頃まで大雑把に調整。

その後、学校が終わった真と一緒に車で10分ちょっとの愛媛県立総合科学博物館へ。
無料の展示を少し見て、16時から世界最大・直径30mのプラネタリウム「HAYABUSA~帰還編」(43分)を見て帰る。久しぶりのプラネタリウム、星座じゃなかったけどなかなかよかったです。

夜ごはんは、こちらも久しぶりの鍋。
雑炊までみんなできれいに平らげてごちそうさま。
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後半の人参、出番待ち。

2011年02月01日 | 農と暮らしの日記
このところ人参の写真ばかり載せている。
これは本格的な収穫がまだ始まっていない、「今季後半」の人参畑。生育の早かったものは年内に少しまびき取りして出荷したけれど、「前半」のほうの人参がまだようやく2/3終わったところなので、こちらは出番待ち。なのだけれど、ご覧の通り大きさはもう一人前で、明日納品する人参のうち「1.0kg」の注文にはこのサイズ3本でぴったりだった。

野菜セットやスーパー店頭にはやや不向きなLL寸。
いまは乾燥しているからいいけれど、これで雨でも降ってくれば次々に割れてしまうおそれがあるから、どんどん出荷したいのが本音。野菜セットの中での人参増量、単品のご注文、業務用等のまとまった量のご注文などお待ちしています。定価は1kg500円、サイズ無選別の10kg以上は割引ご相談、ジュース用などでAB品混合ならさらに安くします。



火曜、今朝も冷え込みは続いて朝は0℃、日中は8℃前後。それでも日差しが暖かい気がする。
朝:6時過ぎからごはん、8時過ぎに市街に出て保育園納品、スーパー出荷。
午前:9時頃からセット荷造り。11時頃から新居浜方面への配達。13時半に戻って昼ごはん。
午後:14時頃から育苗用温室の下準備、位置の最終決定など。夕方から明朝出荷分の収穫。



西条市出身のサッカー日本代表、イタリア・チェゼーナで活躍中だった長友佑都選手がリーグ5連覇中のインテルに期限付き移籍が決定のニュース。

<本日の野菜セット>例
里芋・じゃが芋・さつま芋のうち1~2種、人参、大根、蕪。葉ものはセットによって白菜、小松菜、水菜、ほうれん草、小さいレタス、チンゲン菜B品などから。

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