38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

野菜端境、節目の季節。

2011年02月09日 | 農と暮らしの日記
ほぼ毎日出荷している「市街スーパー」の農家直売コーナー。
固有名詞で書けば「フジグラン西条」の「私の自信作」という棚で、写真で見ると縦3×横3の棚のうち中央の上中下3段を藤田家族で使わせてもらっている。このコーナーそのものは写真に写っている部分と別の面にほぼ同じだけの棚があるので、うちは全体の6分の1、まあ季節によって品薄の時は2段になったり1段だけになったり、全く何も出せなかったりもする。

いまはこの通り、うちの棚は根菜と芋のみ。
人参、里芋、小さい大根、カット大根、そしてじゃが芋。冬の初めごろには小松菜やほうれん草、水菜、白菜なども並べていたけれど、いまそれらの葉ものはいよいよ端境期で品薄になって「野菜セット」を組むだけで精いっぱいなので。その代わりに(?)左隣など他の棚には市内の農家の方々がキャベツやほうれん草、葉葱など緑色の鮮やかな野菜をたくさん並べている。また、右側の棚は「名水いちご」で有名な「西条のいちごやさん」の完熟レッドパール。



水曜、予報通りの昨夜の雨が朝まで降り続く。
朝:6時過ぎからごはん。8時前後に市街に出て保育園納品、スーパー出荷。
午前:雨があがりきるまで机仕事を1時間ほどして、10時頃から育苗用の温室づくりの続き。
午後:腹ごなしにまた机仕事を30分ほど。14時頃からまた温室づくり。昨日までにアーチと直管、後面の鉄骨は組んであり、今日はようやく前面(入口側)の垂直の鉄骨を立て、入口のドアセット組み込みまで終了。一部、どうしても2人必要な作業は薫の助力を得て。途中、ちょうどよいタイミングでゆうき生協のIさんのトラックが到着したので、重たいドアセットをよっこらしょと引っ張り上げて支えてもらい、その間にネジを締めて固定した。顔に似合わず人使いの荒い藤田家族。あとはビニルシートを張り付ける「桟」(さん)を縦横各所に打ち付ければ骨組みは完成する。なんとか今週中に。
夕方:明朝出荷分の一部収穫、根菜類など。大雑把に荷造りして18時あがり。NHK18時台ローカルニュースの校歌シリーズ、今夜は僕の母校、大町小学校。石鎚山は空高く、加茂の流れは清らかに。

日暮れてご近所M氏から釣果の配達(?)あり、野菜ちょっとと物々交換(不等価)。
新鮮なイカを刺身にし、足や目(!)などは醤油なしで墨と和えただけで頂いた。



そして、今年も今日はこの日。5年です







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