38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

さかさまレーキで、中耕除草。

2012年05月26日 | 農と暮らしの日記
草の出始めた茄子、ピーマンの畝を中耕した。
実は今日、「こうすればいいのか!」という方法に気づいた。写真の茄子はこれから中耕するところで草がちらほらと見えている。右手の茄子やさらにその隣のピーマンは中耕済み。で、その「中耕の方法」とは、レーキを上下さかさまにすること。今日使ったレーキは、幅40cmほどで6~7cmほどの櫛歯が14本ついている。それを、いつもなら普通に地面を櫛の葉でひっかくように使うのだけれど、ふと思いついてくるりとひっくり返し、櫛を空に向け、根もとのブレードのほうで畝を「こそげる」ようにしてみた。

レーキで草をひっかくと、草がその間をすり抜けてしまう。
ところが今日のやり方なら、草をそれこそ根っこからすくい上げて浮かせてしまうことができる。もちろんこれは、最近の「乾燥」の恩恵も大きい。雨が多い時期だと畝の土が締まってしまうから、こんなやり方だと土がかたまりになってゴロゴロと崩れてしまうかもしれない。



さて、この茄子・ピーマンの、次の仕事は麦藁敷き。
写真奥に見える裸麦(何度も何度も書くように、西条は日本一の生産地)は間もなく収穫期になる。といってもこの裸麦はうちのではなく、収穫が終わったところで、麦藁を取らせて頂くことになっている。西条が裸麦の生産地であるおかげで、そして周辺の農家さんたちの温かいお心遣いによって、うちの夏野菜たちは乾燥や高温、雑草から身を守ることができる。
本当にありがとうございます。



土曜、明日は「菜園バザール」、ということで準備中心でまわる一日。
朝:5時過ぎから荷造り、6時からごはん、市街に出てスーパー出荷。
午前:明日のバザールで販売する野菜のうち玉葱、じゃが芋などの荷作り。
午後:やはりバザールの準備で、庭や温室の片付け。
夕方:明日出荷分の収穫、そして、冒頭に書いた中耕作業。茄子・ピーマンのほか、昨日「発芽」のことを書いたオクラの畝にも「さかさまレーキ」を通して中耕除草。



明日はまずまずの好天に恵まれそう。
3度め開催の「菜園バザール」が盛況でありますように。



コメント
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