38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

子どもの日、大人は畑。

2012年05月05日 | 農と暮らしの日記
じゃが芋の花がようやく咲き始めた。
これはこの春二番手、4月の初め頃までトンネルを掛けていたキタアカリ。探り掘りをしてみても芋はかなり小さく、葉もいよいよ元気という感じで、収穫期はまだまだ先のようだ。トンネル栽培なら5月の連休の頃には(つまり今頃)採れるかなと思っていたけれど、どうやら当てが外れた。幸い畑には他の野菜が溢れかえっているので、芋が遅くてもセット組みには困らない。

就農7年目。
1~2月の野菜不足から3月にはついにセット休止という事態になり、それを踏まえて播き時やトンネルの使い方など春の作付けに変化を与えてみた結果は、いまのところまずまずの成果が出ているといえる。ただ、上記のじゃが芋は例外で全体的に計画より早めに野菜が仕上がって来ているから、5月後半から6月、夏野菜が本格的に出始めるまでに「谷」がありそう。



土曜、GW後半4連休の3日目、子どもの日。
風が強く、近所でもたくさんの鯉のぼりが元気に泳いでいる。旧暦なら端午の節句は梅雨の真っ最中だから、5月5日はやはり風薫る新暦のこの季節が似合う。

今日は渚も部活動が休み。
真は今日まで3連休で、初めて二人揃っての休日、だけれど、行動はばらばら。真はバレーお友達一家のBBQに誘われて出かけ、渚は午前中お菓子を作って午後は薫と買い物。

朝:少しゆっくりめ、6時から収穫1時間ほど、戻ってごはん。
午前:薫と畑に出て、薫は玉葱の除草2時間、僕はトラクタであちこち耕耘。
午後:引き続き畑仕事で薫はにんにくの除草2時間、僕は引き続きトラクタ耕耘。春作の葉もの類がまだ残っている畝も思い切ってつぶし、夏作に向けての場所をどんどん作っていく。

夕方:保温や防風のために掛けていたトンネル、寒冷紗、不織布を片付ける。
このところの好天で乾いているのでこの機を逃さず。ただ、キャベツなどの葉ものには青虫が急速につき始めているから、ここからは「手で虫をとる」作業が朝の収穫時に加わってくる。

19時半戻り、20時頃から晩ごはん。



GWもあと一日。
天気はよさそうだけれど、上空に強い寒気が流れ込み、落雷や突風、俄か雨などに注意が必要とのこと。春の山の天候急変でまた多くの死者が出た。行楽あるいは冒険といったものは、暮らしの無駄と思えば無駄、人生に欠かせないと思えば欠かせないものでもあるけれど、避けられたはずの危険に命を奪われるのではやりきれない。

気をつけて、元気に月曜を迎えましょう。
コメント
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