38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

本格的に、仕事始め。

2009年01月05日 | 農と暮らしの日記
野菜セットの納品書の書き方を、今日から仮に変更した。
従来は上の写真のように(昨年末の伝票)、左から、野菜の種類、その目方(kg)、単価、その計算結果としての値段。それを野菜ごとに一段ずつ記して一番下に合計額を記入。そういうスタイルだったのを、今後は途中の「目方×単価」の記入を省略し、書くのは各段の右端、野菜ごとの値段のみ。控えはとっているけれど、お客さんに届ける納品伝票には記入しない。ただし、その季節の主な野菜の単価(kgあたりの価格)は別途メモにしてお渡ししている。

省略の理由は伝票記入の時間の節約をはかるため。
野菜セットの出荷がある日は、セット完了後、僕が箱詰めなどしているあいだに薫がこの伝票を書くというのが通常。しかし、出荷前の真昼の時間に1時間前後もかかってしまう作業はやはりつらいので、日頃からどうにかしたいなーと思っていた。お客さんのみなさんからも、「こんなに丁寧に書かなくてもいいですよー」という声を少なからず聞いていたのだけれど、出荷作業をしながらメモする元帳(これは何かの裏紙に手書きで線を引いて作っている)は計算ミスの可能性もあるので、正式な納品書に清書しながら再確認、という意味もあってここまで続けてきた。しかし、清書の際にすべてを再計算するわけではなく、単なる転記になっている面もあったので、それならと、最初の元帳記入を間違いなく行うよう心がけることで、まずは省力化を優先することにした次第。

野菜セットの金額は生産者それぞれのようだ。
単価設定もいろいろと違うし、そもそもセット価格をその日の内容にきっちり従って価格積み上げで計算している人(うちのような)もいれば、「大セットは2000円」と決めて、それに見合う量をざっくりと入れる人、あるいは同じ一律2000円でも年間で平均してそれくらいになるようにと、毎回の分量はかなりばらつきがあるという人もいるようだ。

うちはまだまだ季節を通じて用意できる野菜の種類や量に安定感がない。
だから、野菜が少ないときは少ない分量で安く、多いときはちょっと多めで高くなることを了承していただく、ということでいまのところはお願いしている。目安金額の7割程度しか入れられない季節がある一方、1割5分プラスくらいの分量・金額になることもある。だから、その日のセットの金額の内訳をできれば細かく正確に伝えておきたいというのが本音(せめてもそれで不安定さを許していただければという思い)。いまの季節はほぼ目安金額どおり。1500円の中セットなら1450~1650円くらい、1800円の大セットなら1750~1950円あたりまで。ただし、月1回のセットなどでは次回には入れられないかもしれない野菜を盛り込んだりするのでもう少し多くなることも。



正月明けの月曜、今日からセットも開始。
朝:6時半から出荷準備、7時に市街へ、スーパーと保育園。戻ってごはん。
午前:野菜セットづくり、12時前に再び市街へ、そのまま小松方面も配達。
午後:戻ってごはんのあと、明朝出荷ぶんの一部収穫、調製、その他の用事。
夜:ひとりの夜も今日が最後。薫たちは明日夕方、大阪から帰ってくる。

<本日の野菜セット>例
人参、太葱、葉つき大根、まびき大根、中蕪、壬生菜、大阪しろな、青梗菜、ターサイ、サラダ菜、などから。
コメント
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