38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

水をやると、雨が降る?

2006年08月29日 | 農と暮らしの日記
主に茄子とピーマンを植えている畑。
今日、トウモロコシと枝豆、つるなしインゲンの畝を処分(刈り払い機で)して、すっきり。茄子はニジュウヤホシがなぜか消え(ナナホシテントウ派遣は不要となった)、ピーマンもまずまず順調。画面奥は松山自動車道(高速道路)。



今日も朝いちばんは野菜セットの収穫と荷造り。
相変わらずの内容だけど、参考まで、茄子、長茄子、ピーマン、オクラ、ゴーヤ、つるむらさき、モロヘイヤ、空芯菜、調理用トマト、ジャガ芋……といったところ。生食用のトマトはミニトマトを含めて完全に終了の気配。予定よりかなり早い。要するに失敗、である。

午前中、上述の畑の整理。
トウモロコシ、枝豆、つるなしインゲンはいずれもうまくいかなかった。初夏の枝豆は黒豆でとてもおいしくできたのだけれど、夏本番向けに播いたここのものは虫が多く、ものにならなかった。トウモロコシ、インゲンも同様。これら豆類、穀類は秋冬作に向けて畑の掃除をしようと播いたものだったので、収穫自体はさほどあてにしていなかったのだが、そうはいってもほとんど商品にならなかったのは痛い。来年は作付の時期を含めてしっかりと計画を立てなければ。

午後はまるまる人参の除草。
二回目に播いたもので、田んぼに近いぶん水分はたっぷりあって発芽は順調だったのだけれど、同時に草の勢いもよく、まだ本葉も出ないうちに最初の除草に踏み切った次第。ここでやっておけばこの先少しは楽になるはず、だけど、まだまだ水も暑さもある日が続くので、油断はできない。

夕方、大根の水やり。
ちょうどそのとき、雨が降り始める。「水やりはおまじない」という去年の研修先の師匠の言葉が蘇る。雨が降らないからと水やりをしたら、そのときに限って雨が降り出す。「それなら水やりしなくてよかった」と思うのではなく、「水やりの努力をしたからこそ降ってくれた」と考えれば気持ちいい、という。

たしかに、そうだな、と思った、そのときは。
いまもまあそう思うけれど、やはり割り切れなさは残る……なんて考えていたら、雨はとっととあがった。僕の胸のうちを見透かすように、というか、そりゃ見透かすだろう、お天道さまの前では、就農1年目なんてやることなすこと、すべて浅はかに違いない。

家に戻って夕食。
おかずにヒットあり。「焼き茄子とオクラのトロトロ混ぜ混ぜ」。こんど写真を載せてみます。丼にしてもよさそう。生姜の風味がたまらない。

明日は少し気温が下がるとの予報。
コメント
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