ということで、二週連続で日本人ボクサーがベガス登場という「大勝負」もいよいよ明日。
先ほど終わった、前日計量の様子です。
身長差はかなりある反面、身体の厚みは当然、ワシル・ロマチェンコがまさっていますね。
ロマチェンコはここのところ、自分より大柄な相手との試合ばかりですが、例えばホルヘ・リナレスは、ロマチェンコと対した時に、試合当日、スーパーウェルター級の体重だったといいます。
中谷正義が明日、どのくらい体重を戻してリングに上がるのかわかりませんが、おそらくリナレスよりは、パワーよりも機動性、パンチの回転力が出せる方向に「振った」仕上がりになるのでしょう。
打ちにくい的であるロマチェンコに対し、リナレスとは違うアプローチで攻略を目指すことになるはずです。
昨日書いたように、どうしても終始突き放し続けて、長い距離で捉えて打つだけ、では済まないはずです。
ストレートパンチの距離で突き放し、アッパーで迎撃しても、どうしてもどこかで「入られる」でしょう。
そうなる前に、ひとつでも多くのラウンドを、長い距離で闘って抑えられるか。
その後、入られて、苦しい展開になるのでしょうが、そこで互角に持ちこたえられたとしたら、終わったときに、僅差のリードを中谷が得ているかも...という希望は、大いにとは言えないですが、持っています。
しかし、まずは健闘を。持てる力を出し切ってほしいですね。
さて、いよいよ、ホンマにやるんやなあ、という気分で、見るだけのこちらも緊張してきます。
先週のは、勝ち負けに関してそこまで緊張はしていなかっただけに。
明日も生中継終了後、YouTubeでWOWOWのオンラインイベント、トークの配信があるとのことですので、ご紹介。
肩の力を抜いた感じのトークも良いものですが、はてさて、明日の試合後、どういう雰囲気になっているか。
村田諒太が色々な意味で「ヒート」しているのだろうなあ、とは、容易に想像が付きますが...。