さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
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拳闘見聞の日々。

井上尚弥、圧勝の後あれこれ 課題は英語と強過ぎること?

2021-06-21 13:45:51 | 井上尚弥



ということで昨日は、つつがなく圧勝の井上尚弥でしたが、試合後にはあれやこれやと...いや、試合前から「えー!」というお話が飛び交っておりました。


試合後、WOWOWのインタビューにも応じたノニト・ドネアがSNS上で明かした、8月14日のカード変更については、今のところプロモーターからそれを正式に認める発表などはされていないようですね。
これはすぐに発表あるものなのか、それともここから紆余曲折あるものなのか?

話としては、WBC王者ドネアと、WBO王者ジョンリエル・カシメロが、井上への「挑戦権」を賭けて闘う、という胸躍るものですが、ギジェルモ・リゴンドーの立場はどうなっているんだろう、と疑問でもあります。
最初にぱっと思ったのは、複数のプロモーターの意志が介在した「リゴンドー外し」なのかな、ということでしたが、一部の記事では、ドネアとカシメロの勝者がさらにリゴンドーと闘う(のでは)という記述も見かけました。
これについても、本当にそんなことがあり得るのか、と疑問ではありますが。


また、仮にそうなったら、その二試合が終わるまでの間、井上がタイトルホルダーの誰とも闘えなくなってしまいます。
年に二試合ペースも難しいところ、やっとギリギリ一年の前半で一試合出来たと思ったら、またそんなに間が空くのか、という意味でも、良い話だとも言えないですね。
仮にリゴンドーが完全に外れ、8月の勝者が年内に井上と闘う運びになったとて、それこそ年末あたりが一番早い決定でしょうし。

まあ、村田諒太の試合について、以前からあれこれ憶測というか漏れ伝わる目論見というか、色々ありますが、その辺との絡みもあるのかもしれません。
そんな上手いこと進んで、都合良く収まる話がホンマにあるもんかいな、と思ってしまいますが、まあこればかりはどうなるものか、見守るしかありませんね。



さて、トップランク公式の試合ハイライト。当然、英語実況です。







私の友人曰く「これでは、相手が強くても弱くても区別がつかない。全部相手が弱く見えてしまう」。
真面目な話、これはちょっとした問題で(笑)、まあメディアが一生懸命凄い凄いと言っていてもなお、一部にはそういう印象を持つ層がいるかもしれませんね。



あと、公式のポストファイトインタビュー。







これ見ると、やっぱりある程度の英語力は欲しいところです。興味深い内容のコメントも聞けますが、日本語の分かる我々が見ても、まどろっこしくて仕方ない。
ホルヘ・リナレスの日本語程度に英語が出来れば、というのは高望みですが、何か片言で、決め台詞的なものをいくつか用意しておくとか、そのくらいは必要だろう、と思います。

しかし、それも譲歩し過ぎ、なのかもしれません。
私は昨日、夕刻からG+でMotoGPを楽しく見ておりましたが、出場している若い日本人ライダーは、インタビューにも全部英語で応じます。
Moto3クラスで2位に入った鳥羽海渡も当然、レース直後に興奮を抑えつつ、通訳無しで受け答えをしていました。
そういう教育、用意がある環境のスポーツと、ボクシングは違う、と言って済ませて良い問題なのかどうか...まあ、試合数も、英語を求められる頻度も全然違うだろう、と言われればそうなのかもしれませんが、それでもちょっと、考えてしまいました。



コメント (3)
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