今、ようやく録画を見終えたばかりです(^^ゞ
ダブルタイトルマッチ、どちらも予想以上の内容になりました。
まずラリオスvs粟生ですが、思った以上に粟生が健闘しました。
っていうか、勝てた試合だったと思います。
序盤、思った以上にスローで動きもパンチも切れないラリオスでしたが、
粟生があれだけ自分から出て、上下に左を決められるとは思っていませんでした。
陣営が試合前に語ったように、序盤の積極性は非常に良かったです。
4Rには相打ちで打ち勝っての右フックでダウンまで奪い、
うわ、これはニューヒーロー誕生か、と思ったんですが...。
ラリオス、ええ加減衰えてたし、ダウンも喰って、追撃も良いの打たれてました。
でもそこから諦めずに、なんとアウトボクシングなぞをやってのけるんですね。
正直、あっさり試合投げる奴もいそうなドツボの展開まっただ中で、あの粘り。
5R以降、懸命に繰り出すジャブでポイントをかき集めて挽回し、
時折カウンターを浴びつつも逃げ切りました。
粟生は日本タイトル防衛戦で下位ランカー相手に苦戦してた頃の、
攻めるのか捌くのかはっきりしない闘いぶりの印象が強く、
その後、榎戦でやや改善は見えたものの、世界となるとまだまだ、と見ていました。
今日の序盤の闘いぶりは、そういう私の先入観を覆すものでした。脱帽でした。
しかし、中盤以降、やりようによっては充分勝てた試合を落としたことが惜しまれます。
5R以降、傷だらけの顔で懸命にジャブを出し続けるラリオスを見て、
「まさか、ここから挽回なんか出来へんやろー」と思ったのと同じことを、
粟生も思っていたわけではないでしょうが...結果はあまりにも残酷でした。
ボクサーが自分の足で立っていて、闘う意志を持つ限り、
リングの上ではどんなことでも起こり得る。
改めてボクシングの奥深さを見た思いです。
粟生がこの一戦から何を学ぶかが、今後の彼を左右することでしょう。
さて、心配してた長谷川穂積ですが、二試合続けての2RKOでした。
6回目と7回目の防衛戦を共に2Rで倒して終わらせるとは、
まさに恐るべし長谷川です。
WBC2位のアレハンドロ・バルデス、結果は無惨でしたけど、
それとは別に、なかなかの強敵だったと思います。
右リードの長さとタイミングの良さは見事で、あの長谷川がかわしきれず、
同じパンチを続けてヒットされていました。
しかし長谷川、1Rから良いカウンターをあれこれと決めて、
バルデスもそれに応じてか、思ったより自分から前に来ました。
もう少しじっくり構えて、突き放してから前に来る感じだったら
長谷川も嫌だったのでしょうけど...。
左アッパーでダメージを与えてからは長谷川の独壇場、
左の打ち下ろしで見事に倒し、追撃でストップ。
レフェリーが、ちょっと不細工なストップしましたが...
長谷川穂積、その天才ぶりは完成の域にあるようです。
私が昨日書いた懸念など、何の意味もありませんでした(^^;)
こちらも改めて脱帽であります。
それにしても、今日の二試合はまさに「プレミアム」を冠するに
ふさわしい試合内容だったと思います。
改めて、多くに見てもらいたい試合でしたね。
視聴率はどうなのかなぁ...という、詮無いことを、
空き時間に唐突に流れたタイソンvsダグラス戦を眺めながら思っています(^^ゞ
しかしこの試合のダグラスは本当に強い...。
ダブルタイトルマッチ、どちらも予想以上の内容になりました。
まずラリオスvs粟生ですが、思った以上に粟生が健闘しました。
っていうか、勝てた試合だったと思います。
序盤、思った以上にスローで動きもパンチも切れないラリオスでしたが、
粟生があれだけ自分から出て、上下に左を決められるとは思っていませんでした。
陣営が試合前に語ったように、序盤の積極性は非常に良かったです。
4Rには相打ちで打ち勝っての右フックでダウンまで奪い、
うわ、これはニューヒーロー誕生か、と思ったんですが...。
ラリオス、ええ加減衰えてたし、ダウンも喰って、追撃も良いの打たれてました。
でもそこから諦めずに、なんとアウトボクシングなぞをやってのけるんですね。
正直、あっさり試合投げる奴もいそうなドツボの展開まっただ中で、あの粘り。
5R以降、懸命に繰り出すジャブでポイントをかき集めて挽回し、
時折カウンターを浴びつつも逃げ切りました。
粟生は日本タイトル防衛戦で下位ランカー相手に苦戦してた頃の、
攻めるのか捌くのかはっきりしない闘いぶりの印象が強く、
その後、榎戦でやや改善は見えたものの、世界となるとまだまだ、と見ていました。
今日の序盤の闘いぶりは、そういう私の先入観を覆すものでした。脱帽でした。
しかし、中盤以降、やりようによっては充分勝てた試合を落としたことが惜しまれます。
5R以降、傷だらけの顔で懸命にジャブを出し続けるラリオスを見て、
「まさか、ここから挽回なんか出来へんやろー」と思ったのと同じことを、
粟生も思っていたわけではないでしょうが...結果はあまりにも残酷でした。
ボクサーが自分の足で立っていて、闘う意志を持つ限り、
リングの上ではどんなことでも起こり得る。
改めてボクシングの奥深さを見た思いです。
粟生がこの一戦から何を学ぶかが、今後の彼を左右することでしょう。
さて、心配してた長谷川穂積ですが、二試合続けての2RKOでした。
6回目と7回目の防衛戦を共に2Rで倒して終わらせるとは、
まさに恐るべし長谷川です。
WBC2位のアレハンドロ・バルデス、結果は無惨でしたけど、
それとは別に、なかなかの強敵だったと思います。
右リードの長さとタイミングの良さは見事で、あの長谷川がかわしきれず、
同じパンチを続けてヒットされていました。
しかし長谷川、1Rから良いカウンターをあれこれと決めて、
バルデスもそれに応じてか、思ったより自分から前に来ました。
もう少しじっくり構えて、突き放してから前に来る感じだったら
長谷川も嫌だったのでしょうけど...。
左アッパーでダメージを与えてからは長谷川の独壇場、
左の打ち下ろしで見事に倒し、追撃でストップ。
レフェリーが、ちょっと不細工なストップしましたが...
長谷川穂積、その天才ぶりは完成の域にあるようです。
私が昨日書いた懸念など、何の意味もありませんでした(^^;)
こちらも改めて脱帽であります。
それにしても、今日の二試合はまさに「プレミアム」を冠するに
ふさわしい試合内容だったと思います。
改めて、多くに見てもらいたい試合でしたね。
視聴率はどうなのかなぁ...という、詮無いことを、
空き時間に唐突に流れたタイソンvsダグラス戦を眺めながら思っています(^^ゞ
しかしこの試合のダグラスは本当に強い...。
でも序盤から動きが悪くて、ダウンした時の顔を見て「あ、さすがに気持ち切れたかな」と思ったんですが、よもや立て直すとはさすがにラリオスですね。完璧に効いたダウンだっただけに以降の回復力と気力に驚きました。
粟生は途中から逃げ切りに入ってしまいましたね。見栄え良く勝とうとしてしまったのか・・・。昔の西岡ではないですが、後一歩が出ませんでしたね。もったいなかった。
長谷川は・・・昨日マリンガ呼んどいてダブルヘッダーでやっても勝てたんじゃ(笑)
KO率の高いファイターでありながら、困ったら急に足を使うスタイルに切り替えられる。メキシカンのトップクラスには、見た目わかりやすい強さとは別の、普段は表に出ない手強さがありますね。
粟生は大チャンスを逃しましたね。ラリオスは手強かったとはいえ、全盛をとうに過ぎているのも事実で、今後、彼にこれほどの好機が訪れるかどうか...ひょっとしたら、案外早く再戦が組まれることもあるでしょうが。
長谷川はもう、何といっていいかわかりません。
マリンガはバルデスとは違って、馬力を前面に押し出してくる感じで、長谷川がどう攻略するか、これもまた楽しみですね。
>粟生がタイトルを獲れば、日本のボクシング界を引っ張っていく選手になるだろう。
そして試合後のコメントで
>粟生の試合のジャッジは難しかったが、あと1度ダウンを奪いたかった。それができた試合だった。
これらが今回の粟生の試合の全てを象徴している気がします。粟生は間違いなく天才だと思いますが、天才とは難しいものですね…今後粟生が西岡ほど苦難の道を歩かないことを祈っております。
長谷川は強い相手に実力を出させずに勝ちましたね。自分の試合で粟生に教えた感じでしたね…
彼のキャリアが“この時獲っていれば・・・”という形にならないことを切に願っています。できればラリオス・長谷川両王者がそれぞれ見せてくれた強かさ,ここぞの詰めを身につけて,次のチャンスを確実につかんで欲しいですね。
長谷川王者は,何というか,強すぎですね。相手の力量も高かったはずなのですが,その片鱗が見えたような,見えなかったような。。。とにかく王者の負ける姿は想像できないです。特に,打ち合ってくれるボクサーは餌食ではないかと。頼もしい限りです。
>長谷川戦のレフェリー
あの止め方じゃ長谷川選手が止められたみたいですよね(苦笑)
直前で体を入れ替えたのについて行けなかっただけかもしれませんが・・・
>m.yoshiさん
確かに今回の試合で勝てなかったことが、後に粟生のキャリアを振り返ったときに、大きな悔いになるかもしれませんね。
試合後、本田会長が判定に不満を語ったそうですが、アンチ帝拳(選手が嫌いなわけではありませんが)の私でも、その気持ちはわかりますし、同情もします。また、今回の試合の視聴率が高かったこともあり、粟生の商品価値は試合前より格段に上がってますので、早期に再戦が組まれる可能性もありそうです。
だからといってもう一度やれば今度こそ、というほど簡単ではないのかもしれませんが、遠からず来る二度目のチャンス(ラリオス戦に限らず)が、粟生の正念場でしょう。
長谷川の相手、バルデスは調子に乗せたら、あれこれ怖いところがあった選手だと思います。しかしあのとおり、出るとこ出るとこ、全部にいろんなカウンターを決められて倒されてしまいましたので...左相手だと防御センサーがやや狂う感のある長谷川に、いいジャブを何度も決めたところくらいで、あとはほとんど自分の良さを見せることなく終わりましたね。
バルデスの闘いぶりは、私の目には、ちょっと慌てて自分から行き過ぎやないのか、という風にも見えました。長谷川にとっては、やりにくさを感じる「間」がもう少しあった方が嫌だったのかもしれませんね。
粟生、まだ見てないんです。絶対倒されると思っていたのに、カウンター合わせたなんて、ボクシングってわからないもんですね。
長谷川、すごいですね。僕もバルデスはやりにくい相手だったと思います。あの右リードがタイミングよかったし、長かったですよね。
長谷川も結構もらってたので、長引いたらめんどくせーなって思った時、あの左アッパー!
あの距離から大きなアッパー当てるって、ちょっとすごいと思います。あれで決まりましたね。
長谷川、バスケスと絶対かみ合うとおもうんですけど。
ラスベガスでやらんかな~!長谷川勝てると思いますよ!10
粟生はラリオスの衰え、雑さもありましたが健闘したと見るべき試合だったと思います。しかしこの試合の評価も、粟生の今後によって左右される面がありましょうね。
長谷川は相手が来るとこにあれこれ合わせる展開では、本当に巧いですね。相手が左でもあれだけ「合わせ」が出来るなら、マリンガ戦にも大きな武器となるでしょう。私はバルデスが、シンピウェ・ベチェカのような待機戦法気味の闘い方をした場合、どうなるかに興味がありますが...。
バスケスにはスピードで圧倒出来そうですね。今の長谷川なら倒せそう、とも思いますね。
あと、米大陸のスター選手との絡みで言うと、WBOですから無理かもしれませんが、私はファン・マヌエル・ロペスとの対戦を夢想しています(^^)