さうぽんの拳闘見物日記

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拳闘見聞の日々。

また配信被りも 怒濤の海外ボクシング配信ラッシュ

2023-07-17 16:44:28 | 海外ボクシング


えー、昨日は海外ボクシングの配信ラッシュでした。
最近はこういうことも多いとはいえ、DAZNさんがちょっと無茶をされまして(笑)、まあ、素材があるから流しとこ、くらいの感じでやってはるんでしょうが、それにしても土日合わせて5興行とは。
中にはよくわからんイベントもありまして、この辺を深掘りするつもりは元々ないですし、これだけ重なるとそもそも無理です。
そんなことで、見たものだけ簡単に。


DAZNではアンディ・クルスのプロ転向初戦、となっている試合。
以前ノーヘッドギアで6ラウンズ、ミゲル・バスケスと闘っているのをYouTubeで見たんですが、まだ残っているので、一応貼っておきます。





キューバ政府が噛んだイベントからは、クルスはパージされていたはずですし、他の特殊なイベントだったんでしょうかね。
ネットで検索しても情報が出ず(私のやり方が悪いのでしょうか)、とりあえずは昨日の試合が、プロ転向初戦、となっているようです。

ファンカルロス・ブルゴスは、長谷川穂積と名古屋で闘ったのが2009年。
有り難くも、けっこう良い席で観戦しましたが、今回はライト級。でも不足無しの長身。
しかし単発のヒット、というのも大半芯を外され、大抵は空を切る。

アンディ・クルスはさすがの巧さ。振りの小さい、という表現でも追いつかない、腕半分のストロークで当てる右ショートストレートを、リターンにカウンターにと駆使し、合間はジャブで普通に埋める。
防御も、相手の力のベクトルを全部見て、それに逆らわず避けたり、そうかと思ったら逆方向へ潜って空を切らせたり。
外して当てることに関しては、さすがに名人級のものを見せました。

しかし、プロらしい力感は見えず。外して当てられても、打ち込むところはでは、まだ手が回っていない。
ひょっとすると、今後ともそれをやるつもりはない?だとしたら、見るこちらとしては辛いところですが。
この辺は、この先どうなるか、ということで、じっくり見ていくしかありません。
幸い、DAZNで必ず見られるでしょうから、良い意味での変化があるかどうか、注目です。



フランク・マーティンはアルメニアルーツ、ドイツベース(国籍も取得?)のアルツル・ハルチュニアンと接戦の末、最終回にダウンを奪って判定勝ち。
マーティンの良さが見えた上で、ハルチュニアンも巧くて強い。試合としては地味?ながら、見応えのある攻防でした。
見目鮮やかな勝利とは行かずとも、名のある相手、力のある相手と闘って勝ち続けている、マーティンの評価が下がるものではなかったでしょう。

ところでこの興行は、WOWOWオンデマンドで追っかけ再生で見ていましたが、見終えてから、U-NEXTでも配信があったことに気付きました。
WOWOWは中谷潤人と村田諒太が解説でしたが、U-NEXTは小國以載。うーん、なんか勿体ないような。
そりゃ、WOWOW入ってないけどU-NEXTは入っている、というボクシングファンの方には、これは良い話なんでしょうが、なかなかそんな人もいないように思いますけどねえ...。



で、本来メインとして行われるはずだった、ノニト・ドネアvsアレハンドロ・サンディアゴ戦ですが、日本時間だと30日ですね、テレンス・クロフォードvsエロール・スペンス戦のアンダーに入ります。
アンダー、と書いたのは、どうやらセミではないらしい、ということで。
WOWOWオンデマンドでの情報によると、当日クロフォードvsスペンスの放送は、WOWOWライブで午前11時からですが、ドネアvsサンディアゴ戦はその「放送」枠には入らず、WOWOWオンデマンドで午前9時頃からライブ配信、という形でカバーされる、とのことでした。

ややこしいことですね。間違えてはいけないので、覚え書きとして書いておきます。
しかし、試合順もそんな感じなら、何もわざわざスライドさせることもないんじゃないかなあ、と思ったりもします。
ひょっとしたら、他にも何か事情がある?のかも知れませんね。



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