さうぽんの拳闘見物日記

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拳闘見聞の日々。

大阪だった?はずが海外遠征? 中谷潤人、アコスタ戦は入札か回避か?

2021-05-27 18:59:38 | 関東ボクシング



WBOフライ級チャンピオン、中谷潤人の指名試合、初防衛戦のアンヘル・ティト・アコスタ戦が、WBO本部で6月1日に入札となった、という記事です。

「今月29日に大阪で」試合予定だった、とさりげなーく書いてありまして「へ?」という感じですが、白紙になって入札に至る、ということです。
元記事はボクシングシーンですね。

元々、こちらの記事にある村田諒太とゴロフキンの対戦に向けて、村田がWBA3位カルロス・ムンローと対戦する興行のアンダーに組み込まれている、という話でした。
それが無理で、ならば単独で、という模索があったということでしょうか。その一端が「大阪で」という話なのかもしれません。
もちろん、あちらさんの単なる誤記なのかもしれませんが(笑)。


この手の話が海外報道で先に出ると、その後は日本の関係者が「巻き返し」に出る?のかどうか知りませんが、終わってみれば日本開催で「手打ち」?になるのが常だったりもします。
金額も低いところからスタートしますしね。

しかし、昨今の情勢は言ってみれば「常ならざる」ものでもあり、どうなるものか断定的なことも言えません。
古い感覚で言えば、敵地どうこうを厭わず闘うのは結構ですが、プエルトリコはさすがに...と思う土地のひとつだったりしますんで、出来ればリスケされるであろう村田の試合と一緒に出来れば良いんですが。
まあこちらも「一戦挟んで」「大晦日に」という、こんな話がホンマにあり得るんやろうか、と過去の感覚では首を傾げる話ばかりで、何とも頼りないことですけども。


中谷潤人の来歴を見れば、試合経験こそないが海外渡航歴はプロデビュー前から長く、言ってみれば従来の日本ボクシングの指導体系とは別のところで腕を磨き、強くなってきたボクサーです。
そういう彼が、初防衛戦から海外で試合、ということ自体は、無責任な傍目から言えば、胸躍る話ではありますね。

仮に「あちら」の会社が興行権を取ったとして、岩佐vsタパレス戦のように、東海岸の大興行に組み込まれる(マジソンとかバークレイズとか)なら、ある意味最高かもしれません。
そこで良い内容を示し、結果を出せば、中谷潤人は、日本で数回KO防衛を重ねても得られない国際的評価を得ることになるでしょう。
ただ、サンファンだバヤモンだ、という都市での試合は、今やるとしてもどうなんやろう...と思わずにはいられません。

とりあえず6月1日以降、どういう話になっているかですね。はてさて。




コメント
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