さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
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拳闘見聞の日々。

致し方ない間隔かもしれないが 井上尚弥、次戦は6月19日

2021-03-27 16:53:36 | 井上尚弥



井上尚弥の次戦、マイケル・ダスマリナス戦について、トップランクのボブ・アラムが言及し、大橋会長も「大筋合意」を認めたとのことです。
週明けにも正式発表、というところでしょうか。
場所はラスベガス、6月19日、日本時間だと20日ですかね。


このカード自体、昔日のそれと違い、難関と目すには甘いカードになることも多い「指名試合」で、情勢次第では国内もあるかも、と思っていましたが、結局ベガスでやるらしいです。
トップランク、ESPNの通常週末興行として、けっして「強い」カードとは言えないはずですが、井上の評価故に成り立つ話なのかもしれません。
先のカネロ、イルディルム戦の縮小版、とは言い過ぎかもしれませんが、大まかに分ければそういうところでしょう。


新型コロナを取り巻く情勢は、ワクチン接種が進む国や地域で好転...と言えるかはともかく、だいぶ変わりつつあるようです。
少し前に勘違いして書いてしまいましたが、京口紘人の渡米も試合一週間前で済みましたし、昨日タシケントに向けて成田から出立した岩佐亮佑も、4月3日には試合が出来ます。

井上も、前回の試合よりは余裕を持った調整が可能になるでしょうし、ダスマリナスの戦力も、記事にある木村隼人戦を直に見たのを始め、数試合の映像を見た限り、井上の脅威となるほどではありません。
もちろん油断は禁物ですが、井上がベストなら、おそらく快勝系の試合を、ベガスのリングで披露してくれるでしょう。

そして、先のカネロ同様、それ自体が批判的に語られるのではないか、とさえ、心の片隅で思っています...とは、ちょっと言い過ぎでしょうか(笑)。
まあ、これは今まで、日本人ボクサーの試合に対して、あまり抱いたことのない予感であり、やはり井上がそれだけ凄いということですが。


ただ、もうちょっと試合間隔、縮まらんかなぁ...と思います。
もちろん昨今の情勢が容易いものではないのは当然ですが、ベガスで闘うといっても、日本のTV局との調整なんかもあり、今回の場合は五輪開催に向けてのあれやこれやに、話が絡んだ可能性もあり、色々難しかったのかもしれませんが。

前回のマロニー戦から7ヶ月、今回勝ったとして、次は年内ギリギリというところでしょう。
もっとも、その方が都合が良いという、変わった興行事情を持つ国の関係者諸氏にとっては、望ましい展開なのかもしれませんが...年3試合が無理なら、せめて2年で5試合ペースにならんかな、と思ったりもしますね。



コメント
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