穴にハマったアリスたち

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「episode17:ふたつの想い」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2023年8月号)感想

2023年07月05日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
■「episode17:ふたつの想い」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2023年8月号)感想


なかよし 2023年8月号 [2023年7月3日発売]【電子書籍】[ なかよし編集部 ]

黒砂くんが何やらパンタラッサの力に目覚めました。
BBS撤退。波音さん達も撤退。皆さま危機管理能力が高い。

だけど、るきあさんは愛しの黒砂くんを放置できず。
まごまごしていると、黒砂くんが急に錯乱し始めました。「人魚大好き」と「人魚憎い」の感情が暴発したようです。

『人魚の文化史』(著:ヴォーン・スクリブナー)によれば、人魚という存在は相反する矛盾のハイブリッド性が魅力だそうな。
人とサカナ。知性と無知。純真と蠱惑。
愛憎が混じったこの感情は、人魚に向けるものとしてはクラシカルでトラディショナルです。

そしてそんな小難しい話はどうでもよくなるようなこの一言。

黒砂くん:
「おのれ きたなマーメイドプリンセスめ…」
「タタキにしてくれる!!!」

錯乱しててもちゃんとサカナと認識してるの偉い。
そういえばアニメ版のるちあさんも「三枚に卸したろか」とおっしゃっていたし、喧嘩の常套句なのかもしれない。

しかしながら本質はヒト寄りのるきあさんに刺さるわけはなく。
適当に無視して抱きしめたりしてたら、正気に戻ってくれました。背中から羽根も生えた。早くもアクアレジーナ様じみてきた。

黒砂くんの記憶の元ネタはガイト様(ガクト様)かと思われますが、そもそも彼はマメプリを憎んでいたんだっけか。
自分の一族を封じたアクアレジーナは恨んでも、マメプリには明確な敵意はなかった気がする。
ということは、沙羅の変心の直後とかの自我でしょうか。実は結構ショックで引きずってたんだな…。

このあたりのこと波音さんらは疑問に思っても良さそうなのに、潔く放置です。
いやそれとも話そうとしたけど、るきあさんが聞く耳をもたなかったのか。
気絶した黒砂くんの部屋に上がり込み、せっせと口吸いに励むのに夢中になっていらっしゃる。

とりあえず波音さん達は「パンタラッサみたいだから正体明かしても泡にならないよ」と早く教えてあげて欲しい。
るきあさんの自我はヒトにありますから、それはそれで「私のサカナの下半身が目当てなの!?」的こじらせ方をしそうですけど。

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