2012年/アメリカ/165分
原題:Django Unchained
監督:クエンティン・タランティーノ
出演:ジェイミー・フォックス、クリストフ・ヴァルツ、レオナルド・ディカプリオ、ケリー・ワシントン、サミュエル・L・ジャクソン
ストーリー:奴隷制度をめぐる対立が色濃くなる1859年アメリカ南部。賞金稼ぎのキング・シュルツ(クリストフ・ヴァルツ)と出会い、奴隷を繋ぎとめる鎖から解放されたジャンゴ(ジェイミー・フォックス)。ジャンゴはキングとともに南部の指名手配犯を捕まえながら鍛錬を積み、奴隷市場で生き別れとなった妻のブルームヒルダ(ケリー・ワシントン)を探していた。そのブルームヒルダは、カルヴィン・キャンディ(レオナルド・ディカプリオ)が営むキャンディランドという農園にいた。カルヴィンは奴隷を鍛えあげ、奴隷同士を闘わせては楽しんでいる。ジャンゴは妻を救うため、極悪人カルヴィンに生死を賭けて立ち向かう。 ~goo映画より
公開を楽しみにしていたこの作品、期待通り、よかったです!!165分という長さを全く感じさせない、見入ってしまいました。
タランティーノ監督の言いたいことが、真っ直ぐに伝わり、描かれている奴隷制度の悲惨さには息を飲むのですが、観終わってある種のカタルシスを感じました。
歯医者のクリストフ・ヴァルツ、悪役のレオナルド・ディカプリオはとにかく素晴らしかった!!
最初に流れる「ジャンゴ~♪」のメロディーから一緒に観に行った連れ合いは作品の渦にどっぷり巻き込まれたそうです
奴隷制度の黒人を主人公ジャンゴに置き換えるなんて、
これはタラちゃんしか思い付きませんよね!
その発想や見事な脚本に、彼の才能を改めて感じましたですヨ。
キャストもドンピシャでしたよね!
ヴァルツさんを始めディカプリオや、一番嫌な奴に見えるサミュエル・L・ジャクソンなど、演技の巧さに惚れ惚れしました。
馬車の上でユラユラ動く歯の模型も可笑しいですよね!
あそこにお金を隠してるなんて、それも何だか笑えましたよぉ。
タランティーノ監督、ほんとにそうですよね~!!
惚れぼれしてしまいました彼がひょいっと出現したのも、嬉しかったです!!
>キャストもドンピシャでしたよね!
でした~!!
「うわぁ、悪い奴~」とディカプリオとサミュエル・L・ジャクソンにむかむかしましたし、歯医者で賞金稼ぎのヴァルツさんには「行け、行け~」と
そうそう、あの「動く歯の模型」!!も可笑しかったし、穴開けただけの覆面の、間の抜けた会話のシーンも笑えました。
ジャンゴ、ジャンゴ、じゃんじゃん行けぇ~という映画でした。
音楽が、けっこうたくさん流れていました。
黒人主役にする映画なのも、時代ですね。
よろしくお願い致します。
ところで、いやあ、長さを感じさせない素晴らしい、まさに映画だからこそ表現できた、という作品でしたよねっ。
一時も目を離せない展開に気付けばどっぷり飲み込まれてました~。