豪州落人日記 (桝田礼三ブログ) : Down Under Nomad

1945年生れ。下北に12年→東京に15年→京都に1年→下北に5年→十和田に25年→シドニーに5年→ケアンズに15年…

 国を挙げての既得権保持志向

2002-06-02 15:07:57 | Weblog
6月2日(日)快晴

   国を挙げての既得権保持志向

破綻した日本の健康保険制度の再建策として医療国営をやめるのも1つの選択である。民間の自由競争が「安くて質のよい」医療を育て上げる可能性は強い。政府側からは「それでは国民の健康を守ることはできない」と拒否される。医療機関側から「それでは弱肉強食だ」との反発が出されるだろう。患者側からは「医療の営利化につながる」と反対されよう。日本人は既得権にしがみついて改革を恐れる。現在の日本の医療は十分営利化されているし、大変な金食い虫になっているし、決して国民のための制度として機能していないのだが。

読書:「古代エジプト」笈川博一
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする