不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

非国民通信

ノーモア・コイズミ

No World Order

2010-01-19 23:03:31 | 編集雑記・小ネタ

さるさる日記 - 住民至上主義 「この国の真実」「右翼らしき街宣活動」

この国の経済、外交、政治を作っている日本の裏社会、社会構造について
日本の裏社会を構成している主な要素はヤクザとそして在日である。
その代表はヤクザであり、21の組織が主要な部分を構成している。
日本のヤクザは山口、稲川、住吉で70パーセントを占める。

日本のヤクザ構成員(9万以上と考えられる)のうち60パーセントが、30パーセントが在日朝鮮人。残りの10パーセントが中国系と日本人、これがヤクザ組織の構成になっている

つまり、日本の経済、外交、政治はと在日に乗っ取られているのかもしれない。

主権者国民レジスタンス戦線結成の呼びかけ: 植草一秀の『知られざる真実』

日本政治では昨年8月30日の総選挙を通じて、歴史上初めて「主権者国民の手による政権」が樹立された。これまでの日本政治を支配してきたのは、「政官業外電の悪徳ペンタゴン」=利権複合体であった。この利権複合体が支配する日本政治を主権者国民が支配する政治に刷新する大事業が始まったのである。

日本政治刷新を実現するには、主権者国民による政権が2010年の参議院選挙に勝利することがどうしても必要である。

逆に、悪徳ペンタゴンがこれまでの利権複合体支配政治を復活させる最後のチャンスが2010年7月の参議院選挙なのである。

 あーあー、取り敢えず今日は人気ブロガー2名のエントリを引用しました。だいたい同じような世界観の持ち主であることがわかると思います。違うのはまぁ、支持政党ぐらいでしょうか。要するに「裏で日本を牛耳っている奴がいる!」という発想が根底にあるわけです。伝え聞くところによると自衛隊幹部辺りでも似たようなことを言っていた子がいるみたいですが、まぁ広く国民一般にも受け入れる下地があるような気がします。古典的なのはフリーメーソンや「ユダヤ」陰謀論ですが、真性保守な人からすれば「中共」辺りがピンと来るのでしょうかね。立場によって支配者として想定するものは異なれど、そうした「影の支配者」の存在を信じている人は少なくないのかも知れません。

 「影の支配者」の存在は、「表」の支配者を免罪します。表の支配者(竹原市長/民主党)が市民/国民のために頑張っているのに、それが好ましい結果を生み出さないのは「影の支配者」が善政を妨げているからだ――こうした世界観の構築のために「影~」は必要になってくるわけです。竹原市長なり民主党のやることに誤りがあるから政治が円滑に機能しないのではなく、「影の支配者」によって改革が阻まれた結果だと、そう思いたい人にとって「影~」は存在していなければならない存在なのです。

 とりわけ責任を追及する立場ではなく、責任を負うべき立場の人々(及び、そこに感情移入する人々)にとって「影の支配者」は無くてはならないものです。「表」の権力が全てを取り仕切っているのであれば、何か不祥事が起こった際に自ら(及び自らの支持対象)が責任を負わねばなりません。しかし、実際に政治諸々を取り仕切っているのが表の権力(竹原市長/民主党)ではなく、「と在日」「悪徳ペンタゴン」であるとしたらどうでしょうか? 責任転嫁するにはまったく以て都合の良い存在ですよね。

参考、やっぱり鳩山はダメだな

 鳩山が頻繁に口にしてきた官僚支配云々も、根本的には同質のものだと思います。政権担当能力を喪失した自民党ではどうしようもないとして、だからといって民主党政権になったところでバラ色の未来が待っているわけでもない、必ず「上手く行かない場面」も出てくるわけです。(私は民主党が賢明だとは思いませんが)どれほど賢明な政治家だって判断を誤るケースも出てくるでしょう。そこで野党であれば起こった問題を追及していれば済みますけれど、与党である以上「本来は」自らが責任を負わねばなりません。しかるに実権を握っているのは他にいる、責任を取らなければならないのは自分たちではなく影で支配している連中、すなわち官僚たちだ――こうした願望が「官僚支配」のイメージを形成してきたのではないでしょうか。

 ちなみに冒頭に引用したカリスマブロガー2名の共通点をもう一つ挙げるとすれば、「民意」を都合よく使っているところですね。自分(及び自分の崇拝対象)を支持した場合の民意は絶対視する一方で、自分とは反対方向を向いた民意に関しては黙殺しようとするわけです。この辺は植草氏の方が顕著で、曰く「日本政治では昨年8月30日の総選挙を通じて、歴史上初めて『主権者国民の手による政権』が樹立された」とか。それ以前の選挙で示された民意など偽りだとでも? 民主党を支持した場合に限り民意が真実であるとするのなら、まぁ何でもアリですね。

 阿久根の無法者にせよ名古屋のたかしくんにせよ、何かと住民の支持を盾に自らの正当性を訴えますが、両者と真っ向から対立した市議会議員だって住民の支持を得て当選したわけです。ですから、あくまで民意を尊重するのなら自分とは異なる立場の議員を支持した民意もまた尊重する必要があります。そして小沢/民主党も同様、選挙で示された支持率を国民の声として旗に掲げるのであれば、同様に疑惑解明や辞任を求める声をも尊重しなければ筋が通りません。自分が強く支持されている時だけ「民意が示された」と胸を張り、逆に批判の声が高まるや「マスゴミに欺されている!」みたいに言い張る、それは誠実な態度とは言えないでしょう。

 世の中には密約なんてものがありますが、単に政府与党が「存在しない」と言い張っているから密約になっているだけで、実際はバレバレの公然の秘密だったりするのがほとんどです。見えないところで恐るべき陰謀が進められているなんてことはありません。表に知られていない陰の権力者が裏から国を動かしている――そんなものは3流のフィクションの中だけの話です。この社会を牛耳っているのはヤクザでも検察でも何でもない、市長であり政府与党なのです。妄想の中にしか存在しない「影の支配者」とのシャドーボクシングは終わりにして、実際にそこにいる権力に向き合うべきではないでしょうか? 守るべきは「影で支配している奴がいる」という世界観ではなく、実在する世界なのですから。

 

 ←応援よろしくお願いします


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 全面戦争ですって | トップ | それはどう解釈しても差別です »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
とある市長の被害妄想 (BR-S)
2010-01-20 09:16:06
インターネットは偉大です
それまで社会で孤立するしかなかったような人々に主張と交流の機会を与えたのですからね

こういう人々は、疑心暗鬼に凝り固まっている以上極右排外主義に陥りがちでありまして
ミラーマン様のように似非リベラリスト化するのはむしろ稀なケースです
名古屋市長殿においては、現時点ではこの領域に足を踏み入れてはいないみたいですが
味方よりも敵を作ることに熱心である限り、いつ何時迷い込むかわかったもんじゃありません

先頃の防災無線ジャック行為といい、最高レベルのデンパを発している阿久根市長殿は
なんだか南米某国の独裁者を彷彿とさせてくれますが、かの国にはオイルマネーという強力な後ろ盾があるのに比べ
何もないと言ってもいい僻地の首長がどうしてここまで増長できるのか?
やはりあのブログが力の源泉なんでしょうね

引用文の最後の行の飛躍っぷりは、既に阿久根市長殿が人知を超えた存在と化したことを示しています
だからといって、市長殿はちっとも寂しくなんかはないでしょう
その先の世界では、以下のような人々が待ってますからけっして孤独ではありません!
↓(以下グロじゃないけど精神有害につき閲覧注意)
h ttp://daily2.sakura.ne.jp/
http://www.youtube.com/watch?v=MvRl1l4c7T0
http://www.youtube.com/user/69F2

h ttp://antigangstalking.join-us.jp/

h ttp://l00yenwriteroil.hp.infoseek.co.jp/GangStalking.htm
h ttp://l00yenwriteroil.hp.infoseek.co.jp/table18-2.htm
http://www.youtube.com/user/bakuro110

http://www.youtube.com/watch?v=YzrLZDNo3T0
h ttp://www5.diary.ne.jp/user/515816/

h ttp://www.ne.jp/asahi/kawaii/fuu-fu/index.html
http://www.youtube.com/watch?v=WyWUu5iZHbk

http://www.youtube.com/results?search_query=%E9%9B%86%E5%9B%A3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC&search_type=&aq=f
返信する
Unknown (非国民通信管理人)
2010-01-20 11:22:15
>BR-Sさん

 狭い範囲であっても、支持者が存在することによって、より妄想の度合いを深めていってしまうのだと思います。竹原も、植草氏を初めとする民主党信者も、主張していることは全くの妄言ですが、そうした被害妄想的世界観を共有している同志が少なからず存在することによって成立しているのではないかと。まぁ、閉鎖的なカルトが大きくなっていくのと同じようなものですね……
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

編集雑記・小ネタ」カテゴリの最新記事