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Lang ist Die Zeit, es ereignet sich aber Das Wahre.

The Ritz-Carlton Tokyo 4.01.

2007-04-13 07:47:35 | ホテル
Ritzdining


>> http://www.ritzcarlton.co.jp/

遅くなりました。
色々と検閲事項もあって。。。
とりあえずホテルレビューを中心に日記に上げました。


リッツカールトンといえば、映画『心の旅(Regarding Henry)』で、ハリソン・フォードがレベッカ・ミラー演じる美人弁護士と不倫の逢い引きを約束していた場所として、物語上の重要なキーとなったことが未だに印象に残っているのですが、先日華々しくオープンしたばかりのこのホテルにも、アンティークで由緒ある雰囲気の中に、何処かそういう背徳的な艶やかさが感じられました。

都営大江戸線を降りて、地下で連結している東京ミッドタウンの人海をぜーぜーかきわけながら、地上に出て一番近いリッツカールトン裏口へ。チェックインは三時からですが、この忌々しい荷物だけでも預かってもらおうと進むと、裏口の見張り(?)に止められる。(宿泊客以外には一般公開前)事情を説明して、レセプションまでの道順を聞きますが。。迷った!!(ノд`)・。・。

フロント階まで直通のエレベータまでの道のりが心許なくなるくらい、曲がり角と分かれ道があるのです。ここでは滞在中に二回迷いました。ちなみに、正面入り口とこの裏口の他、Galleriaの脇をちょっと入ってまた戻る(駐車場と直通?)第三の入り口があり、こちらには見張りが立っていませんでした(笑)

閑話休題。

フロントで荷物を預けたい由を伝えると、部屋の準備が出来ているので、もう入室しても構わないとのこと!さすがリッツ!!(゜∀゜)=3このときまだ午後1時、つまり2時間もサービスしてもらったということです。ロビーに出ると、ダイナミックな数本の柱に圧倒されます。左手には滝のオブジェ。奥の方ではお金持ちそうな方々がくつろいでおられます。外人のスタッフさんが神経質そうに目を光らせておりました。

フロントから50階のデラックス・ルームに案内してくれた方は、部屋につくなり「冷たいものでも如何でしょう?」とか、「ワインじゃなくてもいいですか?」などとジョークも交えてもてなしてくれて、そしてグラスにコーラを注いで頂きました。。喉乾いてたんで。。。(-∀-;) 一応訊ねてみると、その人曰く、フィットネスクラブはほとんど外人の方しか利用しないので空いているとのこと。確かに、パークハイアットのプールもほとんど貸し切りだったなぁ。。

Ritzview
ビューは新宿方面、「あぁっ、パークタワーが見える!」などと一人で浮かれながら、とりあえず余った時間でインルーム・ダイニングを注文。先ほどの対応ですっかり気を良くしたのか、勢いデザートも頼んでしまいました。。まだまだメニューは充実してるとは言い難いですが、この後もスタッフ達の対応に感動することになります。

昨日のマンダリンで4回お風呂に入ったせいか、朝から頭の中に何か重いものがずっと居座っているような不快感が。どういう経緯でそういう話題になったのか覚えていませんが、ダイニングを運んできた女性スタッフの方に話したら、「後で頭痛薬を持ってきます!」ということに。オーダーしたのは子やぎのスパゲッティとタルトケーキ。ビバレッジのメニューが他にあることに気付かなかったので、水だけに。。。アホだ。

Ritzdesk
デスク。ぐちゃーーー。
部屋のデザインは、本当に由緒ある雰囲気の西欧風のクラシックかつシンプルなもので、絨毯がフカフカ!ルームサービスのテーブルの足の跡がガッツリ残りましたけど...。もっと驚きがあったのは、浴室のゴージャスさですね。このランクの部屋にしては、広さも質も上等だと思います。写真はもう少し後の方で.....

Ritzbed
ベッド。ぐちゃぁぁぁー。
いつも使った後ですみませんm(_ _)m

学習能力のない私は、昨日の今日なのに速攻シャワーを浴びて体調を悪化させた後、夕方の外出までに昼寝しようと、ルームサービスの食器を下げに来てもらいました。来たのはさっきとは違うお姉さん。しかしゲストの体調不良についての情報は良く伝わってるらしく、すかさず「さっきの者が来たがっていたのですが、他の部屋に当たってしまって・・・頭痛は大丈夫ですか?」のフォローにちょっと感動。(頭は大丈夫じゃないですが)実は決まり上、薬の類いは調達できなくなってしまったとのことで、薬局の場所を丁寧に教えて頂きました。その時に「風邪かも。」というと、その方が「空気の乾燥のせいかもしれませんねー。」と一言。このことで後でもう一つ感動が....

夕方からお花見をしようと六本木付近を散策。でも人!人!人!しかも風が強くてすぐに断念。ミッドタウン・ガーデンの桜並木と人工川、噴水は思ったよりこじんまりしてましたが、ブラブラ散歩するにはちょうど良い趣。多くの人が携帯で写メを撮る中、私はどうしてもカメラを構える気にはなれませんでした。。思い切ってガレリア散策もしましたが、これは独りでは辛い!右を見ても左を見てもカップル!回ってるうちに、周囲が華やぐほど涙目に(笑)

>> http://www.tokyo-midtown.com/jp/index.html

呼び物となっている「ツリーシャワー」(京都の音羽の滝がモチーフ)ですが、見た目はどうしてもオイル。一人で眺めながらベトベトしそうだなぁーとニヤニヤ。壁を伝う水や、竹やぶを模したオブジェなど、内部は見てて飽きさせない仕掛けが沢山。そのわりに構造も分かりやすくて、様々な高級店を冷やかしてきました。翌日は一年ぶりに六本木ヒルズも訪れたのですが、平日とは言え、その対照的な閑散ぶりと回り難さには辟易しましたね。。

そんなこんなで半泣きになりながら部屋に戻ると(そして迷う)、窓際に見慣れぬ筒状の物体が。そう、先ほどガレリアで見てきたばかりの輸入ものの加湿器でした。そばのテーブルには、「せめて喉を痛めないように(以下略)」のメモが。サインは最初にやってきたスタッフのものでした。(´;ω;`)ブワッ

使い方がわからない.....


Ritxnightview
夜景。遠くに見える新宿の高層ビル群が郷愁を誘います。でも夜景のインパクトで比べたら、パークハイアットのスイートやプールからの眺望に勝るものはないですね。古くなったとはいえ、完成されたサービスと、好奇心をくすぐる構造といったハード面でもまだまだ魅力のあるPHが、やはり根強い人気を保つのではないでしょうか。

珍妙なオブジェを通り抜けて、再び外出。コンビニで買った肉まんを頬張りながら、夜桜を見上げて檜町公園を散歩。純和風な庭園から臨んだミッドタウン・タワーのライト群は、闇の中で異様なほど巨大に聳えていました。


お待たせしました。
私が全裸で撮影したバスルームの写真をお楽しみください。

Ritzbath
正面。これ以上引けないので分かりにくいですが、もっと奥行きがあります。左にはバスタブ、右にはもう一つ洗面台があります。向かって左のガラス戸はトイレ。右はシャワーブース。バスタブからは丁度クロスする形でシャワーブースに入る形となります。背面にはオーナーズカフェ。真っ白な陶器のティーセットがあります。あ、部屋の全景撮り忘れた。。

Ritzbathleft2
向かって右側の洗面台。拡大鏡にライトが内蔵されています。
毛穴が!毛穴が目立つわ!!

Ritzbathleft
同上。タイマー撮影したけど、鏡の反射で私が映り込んでしまいました。もちろん全裸なのでレタッチで修正(苦笑)こういう鏡の反射を利用した複雑なシンメトリーは素敵ですよねー。

Ritzbathtab
バスタブ。バスアメニティは全てBVLGARIのもので、Teaパックのような入浴剤がありました。・・・何とも言えない香り。

Ritzbathshower
シャワーブース。磨りガラスなので、高級ホテルにありがちな、あけっぴろげな透明ガラスよりも恥じらいがあって上品です。でもある意味そういう淫靡さと極上のホスピタリティは表裏一体なのかもしれません。タオルが沢山置いてあって助かりました。ターンダウン・サービスに来たハウスキーパー達の話し声は少々気になりましたが。。


明け方になってようやく加湿器のスイッチ(本体と同色)を見つけ、バスローブのまま就寝。起きたらはだけまくり。昨日お世話になったので、In-Room Diningに和朝食を注文。ビバレッジでチョコレート・ドリンクも。今度も別の女性スタッフでしたが、ベルを鳴らされた時点で「全裸だった!」と気付き慌てて着替え(ぉぃ。その後片付けにきた人には、如何に自分が喜んだのかを、最初の担当の方の名前も指して、しっかり伝えました。色んな事情で雇用面が安定していないようだけど、あの子には頑張って欲しいなぁ。。

概ね満足したのですが、最後の最後、チェックアウト時にフロントが混雑。Express Check Outにすれば良かったと後悔。なにやらずーっとクレームを付けてるお客さんもいて、穏やかじゃありませんでした。結局30分近く待たされましたけど、男前のフロントが親身に謝罪してくれたので、さらっと水に。そうだよね、まだ開業したばかりだもんね。と頷き、最初に部屋に入れてくれた方にお礼を申し上げました。その後は3時まで荷物を預かってもらい、再びミッドタウン-六本木ヒルズを散策。賑わうミッドタウンを背に、名残惜しいまま帰路につきました。で、地下鉄乗り間違えました.....


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2 コメント

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涙失くしては読めない素敵なブログで (なつみるく)
2007-04-15 14:04:26
涙失くしては読めない素敵なブログで
ございました。。
お疲れさまですぅ><
にゃー様は裸族だったのですね(・э・)
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そんなつもりはなかったのに、 (n.)
2007-04-16 00:43:16
そんなつもりはなかったのに、
物悲しいお話になってしまいました。
なつみるくさんは心から
楽しんで来てください。
全裸もほどほどに。。。
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