lens, align.

Lang ist Die Zeit, es ereignet sich aber Das Wahre.

73P/Schwassmann-Wachmann.

2006-05-07 22:25:46 | 天文
Heic0605a
(Fragment B, http://www.astronomische-reisen.de/)

□ シュヴァスマン・ヴァハマン第3彗星

>> 国立天文台
http://www.nao.ac.jp/phenomena/20060502/index.html
>> アストロアーツ:SW3彗星投稿画像ギャラリー
http://www.astroarts.co.jp/gallery/comet/73p_sw3/index-j.shtml
>> IAU:国際天文学連合
http://cfa-www.harvard.edu/iau/Ephemerides/Comets/0073P.html(軌道要素)
http://cfa-www.harvard.edu/iau/Ephemerides/Comets/0073P_1.html(位置)

五十年間も行方不明になっていたことで、「謎の彗星」とも呼ばれているシュヴァスマン・ヴァハマン彗星が5/12に最接近します。既にメディアで大きく取り上げられて話題ですが、とにかく観察し辛いことで天文ファン泣かせのようです。彗星は現在三つの核に分裂していて、未だに分裂を繰り返していることから、今回の接近でも分裂時の強い発光が観察できるのではないか、という期待も寄せられています。
で、気になったのは↑の記事の、

SW3彗星のように淡い天体の場合、彗星のある位置をまっすぐに見つめるより、目を少しそらし気味にしたほうがよく見えることがあります。視野の中心には、色の判別が得意ですが暗い光の苦手な細胞があり、視野の周辺には、色の判別は苦手ですが暗い光の得意な細胞があるためです。まっすぐに見つめずに注意だけを向けるというのは、慣れないとなかなか難しいのですが、やっているうちに慣れてくると思います。

( ・∀・)⊃〃∩ ヘェーヘェー
眼を逸らすと明るく見えることがある、というのは星空好きには良く知られた常識ですが、割りと単純なメカニズムだったのですねー。
このシュヴァスマン・ヴァハマン第3彗星、月明かりの弱いGWが見頃のようで、桜と星空と彗星。。なんて幻想的な光景も思い浮かべてしまいますが、残念ながら曇り模様。。。みずがめ座流星群も見られなかったし、なんとかこれだけは見ておきたいなぁ。そういえば、巨大な尾を引いていた百武彗星は凄かったですよね。山頂で野原に寝そべって見上げていると、少し肌寒い風が、まるであの星空の間をも吹き抜けているような、不思議な感覚を覚えたものです。



□ Tunes of the Day

□ Mike Oldfield

Let There Be Light (Hardfloor Remix)



□ Pole Folder

Before It All Changes



□ Ian Van Dahl

Castles in the Sky (Wippenberg Remix)



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