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Lang ist Die Zeit, es ereignet sich aber Das Wahre.

Orgelwerke.

2006-01-27 22:31:01 | art music
Phaeton
ギュスターヴ・モロー(1826-1896)『ファエトン』

□ Tunes of the Day

□ Cesar Franck (1822-1890)

Choral No.3 in A Minor

ベルギーで生まれ、フランスの近代ロマン派を代表する
作曲家、オルガニストとなったセザール・フランクの
『コラール第3番イ短調』。
バッハの研究家でもあった彼は、その音楽言語において
既にロマン派を逸脱しはじめた徴候があり、
ワーグナー的半音階主義や循環形式の影響も感じ取ることが
出来るようになりますが、ドビュッシー(後の印象派と
フランキストは対立するのだけど)やリストからは
ワーグナー以上に評価されていたようです。
フォーレ、サン=サーンスとともに、
フランス国民音楽協会の設立にも関わり、
音楽界に歴史的な貢献を遺しています。
演奏はミュンヘン、聖ボニファティウス教会のオルガン。
Franz Lehrndorferによる演奏です。



□ Max Reger (1873-1916) / "Variations and Fugue on an Original Theme for Organ Op.73"

Fugue, Vivacissimo

ドイツ後期ロマン派を駆け抜けた多作の人。
室内楽やオルガン曲を中心に、「絶対音楽」を
掲げてワーグナー的書法に対立。
彼のバッハ研究に拠る所の大きい古い様式に、
当時における「現代的な」ドラマティックな
転調と和声進行をベースとして敷いています。
ボッフム大学大講堂のクライスオルガン。
演奏はミュンヘン出身Bernhard Buttmann。



□ Johann Pachelbel (1653-1706)

Ciacona in D Minor

最後に、一風変わった楽器クラヴィ・オルガンの演奏を。
これはチェンバロとオルガン、クラヴィコード等を
組み合わせた複合楽器で、一台の楽器を一人の
人間が演奏しています。設計、演奏ともに超絶的な
技巧を必要としたため、ピアノの台頭に従って
歴史から姿を消してしまいますが、この録音に伴って、
あのゲヴァントハウスでも演奏経験があるヴィルトゥオーゾで
音楽学者でもある気鋭、クラウディオ・ブリツィの
学術的考察のもとに復元。

パッヘルベルはアイゼナハ、エアフルトにいた頃に
バッハ家と邂逅。ニュルンベルク、聖ゼーバルト教会の
オルガニストとなった後、J.S.バッハに大きな影響を及ぼします。
この『シャコンヌ ニ短調』は、実は同『フーガ ニ短調』
における主題(古代の半音階テトラコードの下降音)の転回。



気づいたら20,000アクセスとっくに超えてました。
わーい。ありがとうございます。


Enigma,Sleepthief,Latest News.

2006-01-27 22:02:10 | music2

□ Enigma / "Hello & Welcome" March 10.2006

発売延期となっていたEnigmaのニューシングル、
"Hello & Welcome"の発売日が、3月10日に予定されました。
詳細は追って報告致します。



□ Sleepthief feat.Kristy Thirsk
 / "Sublunar" will be playing on AURALGASMS Radio.

SleepthiefがKristy Thirskをヴォーカルに迎えた曲、
"Sublunar"が、Auralgasmsのネットラジオで、
今週日曜日(1/29)に、2005年度のTOP5として
放送されるそうです。
先月に同ラジオにて公開されていたそうですが、
全くノーチェックでした。。。(_ _lll)

Auralgasmsはこの手のイセリアル・ポップ系を
広くカヴァーしているサイトで、一昨年くらいから
Sleepthiefの新曲を先駆けてフィーチャーしています。



□ FLA New Album on April

FLAのニューアルバムが四月に発売されます。