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Lang ist Die Zeit, es ereignet sich aber Das Wahre.

Enya / "Amarantine"

2005-10-21 22:16:07 | art music
□ Enya / "Amarantine"

12221

Release Date;23/11/2005
Label;Warner
Cat No.;WPCR-12221
Format:1CD

1.Less Than A Pearl
2.Amarantine
3.It's In The Rain
4.If I Could Be Where You Are
5.The River Sings
6.Long Long Journey
7.Sumiregusa
8.Somebody Said Goodbye
9.A Moment Lost
10.Drifting
11.Amid The Falling Snow
12.Water Shows The Hidden Heart

"Amarantine"(アマランタイン)
…学名:Gomphrena globosa L.(ヒユ科)
…熱帯アメリカ原産の一年草。
…花言葉『不変の愛』>>写真(京都新聞)
…通称:千日紅、Amaranthoïde(英名"Globe Amaranth"に由来)、Immortelle Violette(永遠の菫)。

※"Amaranth"…不凋花、アマランス(ヒユ科の植物)
※"Amaranthine"…(しぼまない、不死の)、(暗赤紫色の)
※紛らわしいが『アマランサス』とは別種。
  あくまでフランス語のみ"Gomphrena globosa"が"Amarantine"となる。

音楽の絶対神聖領域を持つミューズ、Enya。
まだまだアルバムの全容は神秘に包まれたままですが、
これも間違いなく彼女の綴る神話の一部として
欠かすことの出来ない作品になるでしょう。
早速、着うたに"AMARANTINE"をダウンロードしました。
んー。。。感慨のあまり涙が出そうw

Enyaとの出会いは高校の頃に観た映画"Phenomenon"の予告編
それは予告編専用に作曲された"Book Of Days"の
オリジナル・アレンジヴァージョンでしたが、
そのビヴィッドな魅力に囚われた私は、きっと
何かの映画音楽に違いないと、それから半年以上もの間、
“それらしい”ヒューマンドラマ的な洋画をレンタル
しまくります。(1週間に3、4本ペース)元々映画ファン
であると同時に、幼少の頃から映画音楽、クラシックを
好んで聴いていたこともありますが、この過程は
映画と作曲家に関する非常に貴重な勉強になりました。

で、旅の終わりは突然やってきます。
ビデオ『遥かなる大地へ(Far and Away)』を偶然手にし、
裏面を見ると美しい夕日をバックに、スコアJohn Williams、
テーマ曲、エンヤ『ブック・オブ・デイズ』という記載が。
何か勘が働いたのか、フラフラとカウンターに直行し(笑)
その晩に家族で鑑賞。トム・クルーズの馬を駆る勇姿と
ホロリとくるクライマックス、胸のすくようなエンディング
スタッフロールで流れ始めたベースラインに「ん?」
そして…キタ━━━(゜∀゜)━━━! (笑)
もう映画の感動も忘れて涙が出ましたね。。
で、本命のゲール語バージョンにも後日無事再会し、
それからしばらくは登下校、休み時間、寝る時間に至るまで
ず────っと聴いていました。かように私にとって
エンヤは人生の不可分な領域を占めているのですw


□ Tunes of the Day

□ Steve Reich

Proverb

どんなに些細な考え事でも、人生を満たすには一つで足る
──ヴィトゲンシュタイン『反哲学的断章-文化と価値』

ポール・ヒリアー指揮。
ヴィトゲンシュタインのテクストを引用した合唱作品。
時とともに広がる音符。
その行間を満たしているものは・・・。
私達は『私達以外』のものによって存在する。
人は生を受けると同時に、「眠り」より
染み出す存在であり、その基幹は『無』、
その縁取る造型は『有』である。

もし深みへと下りたいのならば、遠くへ旅に出る必要はない


□ 追記

今夜はオリオン座流星群がピーク。
なんか音もなく雷鳴ってるんですけど。。