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Lang ist Die Zeit, es ereignet sich aber Das Wahre.

剣の道はリズムにあり

2005-05-07 22:48:34 | art music
痛い。

地元の小・中学生、OBとの合同稽古にたま~~に参加するのですが、
先輩からのお呼びの不在着信が溜まり過ぎて気の毒だったので、
久しぶり(一年鰤くらい?)に剣道やってきました。パンパン。
中学の頃あんなに体力あったっけ。。?orz....

私、一応中学時代は主将を張っていたこともあるので、
(人数の関係で練習は男子・女子混合だった)
練習メニューを考える楽しみというものを知っています。
特に楽しいのが一対ニの試合形式ですね~(笑)
恐らく剣道経験者は皆同意してくれると思うのだけど、
地獄なのが「係り稽古」。これはもう狂ったように
メーンメーンドーコテェヘー!と叫びながら
竹刀を振り回してぶつかっていくもので、
ここで半数以上の人が吐いた経験あるのではないでしょうか?

剣道の要は呼吸、そして拍子を読むことにあります。
お互いのリズムを重ねて、制した者の勝ちというのかな?
目先で剣筋を追う要素は極めて少ないです。
また、剣の道は鞘中にあるという程、
剣を引き抜く動機、そして剣術を行使する姿勢というものが
勝負の全要素を支配する意味合いを兼ねています。
やればわかるけど、かように奥が深いのです。。
苦手なんだけどねー(笑)でもこんなに頑張って出たのに。。
焼肉くらい奢ってください。。。


□ Tunes of the Day

B00028HBKM


□ John Debney / "The Passion of the Christ"

♪ Resurrection

映画『パッション』のサントラ。
Paul Schwartzの秘蔵っ子Lisbeth Scottや
マケドニアの歌手Tanja Tzarovska(トロイのスコアにも参加)を始め、
Gavyn WrightやIsobel Griffiths、ロンドンヴォイシズなどの、
ハリウッドでこの手のサウンドを手掛けてきた人材を総動員したほか、
民族音楽の演奏家も多数参加。


□ Winchester Cathedral Choir / "Lux Aeterna"

♪ Samuel Barber / Agnus Dei

David Hill指揮、ウィンチェスター大聖堂聖歌隊のアルバムから。
この『アニュス・デイ』は、冷戦下のアメリカでバーバー自らが
平和への祈りを込めて代表曲のアダージョを合唱曲にアレンジしたもの。
Deleriumが"Eternal Odyssey"でこの音源をサンプリングしています。

"Agnus Dei,qui tollis peccata mundi,
 miserere nobis. Donna nobis pacem"

「神の子羊、世の罪を取り除きたもう主よ、
 われらをあわれみたまえ.われらに平安を与えたまえ」


Heist.

2005-05-07 21:49:52 | 日記・エッセイ・コラム
世界は傷つけられた側の言葉で溢れている。裏切られた、無視された、忘れられた。けれど人は普通に生きてるだけで誰かを傷つける。誰かの為に他の誰かに一生の傷を残すかもしれない。誰もが善き人にはなれないけど、誰かの善き人にはなっていい。


(07.05.2023)

Paradox Blue.

2005-05-07 00:16:29 | Science
共進化する自然エネルギーと地域社会 (Hotwired)

デンマーク・サムソ島の地域を軸足としたエネルギー政策の展開を成功例としてあげているが、重要なのは、必ずしも国の動向を覗わなくても、国際的な支援機関やメソッドを用いることで、十分エネルギービジネスを拓ける余地があるということだ。特に上記コラムの2頁目を熟読頂きたい。

この「地域のエネルギー環境事務所」の役割を吟味し、もう一歩進めた考えが、「MFO」(Market Facilitation Organizations)と呼ばれる機能ないしは組織である。もともとは、途上国における持続可能な開発を進めるために、技術もノウハウもファイナンスも政策も人材も欠けている社会環境下で、望ましい「市場」を立ち上げていくための官民パートナーシップ、いわゆるPPPの一種として編み出されたコンセプトだ。


無論日本でも地域のエネルギー政策が機能を拡大させつつある。だけど、どれも自家的な供給に留まり、重要な「資源開発」としての側面はまだまだ弱い。しかし地方が諸手を挙げてネットワークを展開することで、現代社会の弱みとなっている財政的観点から見た地方不在を覆す鍵となることは間違いない。

もうひとつ、これらの方法論の枠組みがどれも自然エネルギーの享受に向っているということ。こうした「環境をマネージメントする機能」が発達することで、統合的には環境汚染に関して、マクロな政策では困難だと思われてきた「トータル・リスク・ミニマム」を視野にいれた長期的展望が望まれる。もっと具体的な話になると、DSM(Demand side management)を細かく地域的枠組みで義務付けることの実効性も期待できるでしょう。


□ Latest News.

□ 恐竜はベジタリアンになった?(Eurek Aleart!)

関連 >>ユタ州の白亜紀前期層の原始的なテリジノサウルス上科恐竜 (Nature)

□ 人工の遺伝子ー代謝振動体


□ Anomaly.

「人は皆、憧れるものに変身しようとする。」
『鏡の中の鏡』への書評で引用された著者M・エンデの言葉はこんなようだったと思う。これは文字通り、人はそれぞれが求めるもの、そのものに身を置き換えたがる、ということだ。それが不条理な死、苦痛の恍惚感など、猟奇地味た願望であっても、他者へ与える感覚的符号が総て自らの憧憬の代替という側面を備えているとすれば、快楽殺人者にとっての猟奇的行為は須らく、被害者への「死」という隔絶に築かれた神聖視に準ずるものになる。

死者との隔絶を感じるとき、その圧倒的な無力感に苛まれることがある。それは失われた過去であっても、雲を掴むような事であっても同じ。人は自らの力の及ばないものに対して、「Void―空虚」を感じとる。他者の感じる感覚も、そのヴォイドの一つでしょう。「あなたの痛みは、私の痛みではない。」共感は現実に作用する錯覚でしかない。しかし時に空虚は、活力の泉になることもあります。青空を仰ぎ見るように、遠い星に手を伸ばすように、昔の想いを手繰り寄せるように。

宇宙物理学でいうVOID(超空洞)は、宇宙の大規模構造においてまさに「何も存在しない」領域です。しかし、そこでは「存在を赦されない」わけではない。移動とは、量子の滑らかな転写だからです。ただ物質がなければ、時空そのものの定義も出来ませんが、この「何もない」状態は、他でもない外縁部の「有」との関係性によって成り立っています。(※ただし、力場は働いている)空虚への意思は、力の普遍性の反映です。反転して、死者は未だ、遍く"そこ"に息づいています。ただ普遍性ということならば、人間の営みについてはこのようなことも言える。「人は何処にでも行けるが、何処かに辿りつけるわけではない。」と。


□ Tunes of the Day

phenomenon


□ O.S.T. / Phenomenon

♪ Thomas Newman / "The Orchard"

1996年の映画『フェノミナン』に名匠トーマス・ニューマンが
提供した名トラック。夕闇の蒼と紅彩、草木の影に潜む冷気を思わせます。
最期の闇と静寂へ消えていく不安感を煽る下降音が良いですね。。


B0007GP63I


□ Pro>Tech

♪ Erotic Anthology

Bill Leebの携わったサイドプロジェクト、その中でも
未発表曲をアレンジし直して発表されるシリーズ、
"Cryogenic Studio"から。Chris Petersonと手掛けた
Noise Unitの新作"Voyeur"は6月7日発売。
デス系なジャケが気になりますが。。(笑)

http://www.mindphaser.com/covers/voyeur.jpg