ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

秋の名作劇場~がばいワタリガニ

2017年09月25日 | 食材の話



人に気づかれないのが
本当の優しさ、本当の親切。
がばいばあちゃんの教えだ。
ぼくは、今日クアトロでそれはそれはがばいワタリガニに出会った。
パスタにでもしたら、超贅沢だろう。
でも、そっと、人に気づかれないようにしようかと思う。
本当に優しい、本当に親切なぼくだ。

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秋の名作劇場~tがばい田村牛

2017年09月24日 | 食材の話



がばいばあちゃんは云う
「私の人生、何だろう、とか難しく生きるなよ」
「そんなこと終わりにしか、わからんばい」
「人はまず働け、 働けば、米、味噌、しょうゆ、油、 友達、信頼がついてくる」
「人生は思い通りには いかんから覚悟しとけ、右にコケ、左にコケ、コケるから面白い」

「ばあちゃん、ところがな、今日はクアトロで田村牛のサーロインステーキに出会ったんよ」
「これを食べたらな、僕の人生はこの時のためにあるのかなって思ったのよ」
「コツコツと働いていると、こんな美味しいステーキにめぐり逢えるのかな」

※田村牛とは、但馬牛のことである。
しかも、サーロインが食べられる。
人生は、思い通り以上のこともある。

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秋の名作劇場~がばい丸ガニ

2017年09月23日 | 食材の話



「ばあちゃん、英語なんかさっぱり分らん」
「じゃあ、答案用紙に『私は日本人です』って書いとけ」
「漢字も苦手や」
「『僕はひらがなとカタカナで生きていきます』って書いとけ」
「歴史も嫌いでなあ」
「歴史もできんと?『過去にはこだわりません』って書いとけ」
「カニの身をほぐすのも面倒でなあ」
「贅沢やな、ほなクアトロ(注1)の丸ガニのポタージュ(注2)でも明日(注3)食べにいこか」

(注1)豊四季という辺鄙な町にある変わったイタリアンのことだ。
(注2)カニ味噌のたっぷり入った丸ガニと野菜と炒め、ミルクで煮て殻ごとミキサーに掛けて丁寧に裏ごししたポタージュ。カニの旨みが体に染み渡るスープで、クアトロで気まぐれに作られる裏メニューである。
(注3)クアトロは本日23日午後6時より貸切のため一般の営業を休ませていただきます。

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新着日本酒~麒麟山秋酒

2017年09月22日 | お酒の話



新潟から福島へ抜ける街道に津川の宿がある。
そこから一望出来る麒麟山は、狐の嫁入りの伝説で有名だ。
山に狐火が見らたと云う。
その狐火は狐の嫁入りの時の提灯の灯りと云われ、それを見ることが出来た年は豊作だとか。
その津川の酒蔵から秋の限定酒“麒麟山秋酒”が入荷。
秋の味覚を引き立てる、穏やかな奥行きのある味わい。
秋の味覚にこのお酒を合わせると、きっと幸せな気持ちになれるでしょう。

※明日のディナーは貸切のため一般の営業を休ませていただきます。

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秋の名作劇場~カツオの和風サラダ仕立て

2017年09月21日 | 魚の話



ワシを追い求めて北上してきたカツオも十分にエサを取り脂が乗って南に帰る。
その戻りカツオを薬味をきかした和風サラダ仕立てでいただく。
そこに、日本酒やワインを合わせる。
秋ならではの、楽しみです。
常に休みなく泳ぎ続けるカツオ。
折り返し点を過ぎたカツオ。
クアトロの父がカツオならば、もう四国沖だろうか。
今日のクアトロの戻りカツオは気仙沼。
クアトロの父とは違い、まだまだ元気な一番美味しい時期のカツオでしょう。

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