フランスとスペインの国境沿いに位置するバスク地方。もともとは独立した国であることからも、独特の文化を持った地域。このバスクの名産のひとつが、羊乳のチーズ。ピレネー山脈の麓ということもあり平野部の少ないバスク地方は、牛乳でなく羊乳がタンパク源だ。クアトロでも、花びらのチーズと呼んで人気のある“プティ・アグール”もこのバスクのセミハードの羊乳チーズだが、同じ会社が羊乳で作ったソフトタイプのチーズがクアトロに新着、“ピッコラ・ド・ブルビ”と云う。羊乳ならではの優しい口当たりにコクのある旨み。自然を大事にして生活するバスク人の心意気を感じるチーズだ。
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