ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

豊潤なる風評のお酒

2011年04月18日 | お酒の話

Photo クアトロに福島産の日本酒が登場。
二本松で造られる大七酒造の“本醸造からくち生酛”だ。
この大七のお酒は伝統的な生酛造りにこだわっている。
生酛とは、その字のごとく酒を造る元の酒母を自然に任せて造る手法とか。
この造り方をする酒造は現在では少ない。
時間がかかりリスクが大きい手法である。
しかし、この手法からは豊潤な味わいのお酒が生まれる。
旨味の成分が豊富で複雑さのある味わい深いお酒が生まれる。
時代のニーズとしては、すっきりとした軽快なお酒が好まれるところだが、頑固に本来の日本酒の美味しさを追求するこの生酛造りに福島人の気質を伺えるものだ。
二本松は福島県でも内陸にあり、福島第一原発からも60キロ離れている。
風評に惑わされずに、この福島産の美酒を味わってみよう。
クアトロには、色々なタイプのチーズも入荷している。
フランス産白カビタイプのバラカ
フランス産シェーブルタイプのサントモール
イタリア産青カビタイプのロッシーニ
フランス産セミハードタイプのミモレット
フランス産ハードタイプのコンテ18ヶ月。
スペイン産スモークチーズタイプのサンシモン。
これらのチーズに対応できるのは、この生酛造りの大七であろう。
クアトロで、美味しいチーズとお酒に出会えるという風評はこれから流れると思われる。

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