クアトロの父が子供の頃のイチゴは酸っぱかった。
イチゴに砂糖をつけたりコンデンスミルクで食べたりしていた。
さらに、イチゴをつぶして砂糖をまぶし牛乳をかけて食べる。
酸味がしっかりとした昔のイチゴはこれはこれで美味しかったがそうはたくさん食べられなかった。
今日はクアトロの休日。
クアトロ夫婦は、クアトロの孫を連れて茨城・八郷町のお気に入りのイチゴ園に出かける。
今年は、気温が上がらずいちごの生育が遅く、まだ収穫が少ない。
それでも、クアトロのためだけに今日完熟イチゴを収穫してくれた。
孫たちは、すっかりこのイチゴ園の顔なじみ。
さっそくこのイチゴ園のご主人にいただいたイチゴに飛びついてむしゃむしゃ。
もちろん、砂糖やコンデンスミルクなどはいらない。
このイチゴ園のイチゴは、“いばらキッス”と云う品種。
いばらキッスは、茨城県自慢の品種改良されたイチゴ。
甘みと酸味がしっかりしているのが特色だ。
このイチゴ園の“いばらキッス”は昨年茨城県で表彰されている。
そして孫たちのソールフード。
この希少な“いばらキッス”、クリスマスのデザートと明日からのクアトロに登場予定。
茨城県自然紀行―茨城の小さな旅 | |
山崎 睦男 | |
東〓書房 |