ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

体育の日のリブフィンガー

2012年10月08日 | 食材の話

Photo スペイン・イベリア半島のコルク樫はたくさんのドングリを実らす。
そのコルク樫の森で10月から3月まで放牧され大きくなったイベリコ豚をペジョータと呼ぶ。
ペジョータとはドングリの意味だが、広い森の中を歩き回りドングリなどを自分の力で食べて育ったイベリコ豚のみがペジョータを名乗れる。
その規格は厳しく、基準に満たない物はペジョータを名乗れない。
そのイベリコ・ペジョータと呼ばれるものはスペイン産の豚の2%でしかない。
ドングリを主食として、充分な運動をして太ったペジョータは不飽和脂肪酸オレイン酸が豊富。
希少価値だけでなく、栄養価も食味も抜群な食材だ。
今日体育の日に、クアトロはしっかりと運動して育ったイベリコ・ペジョータのリブフィンガーをおすすめする。
リブフィンガーは骨と骨の間の一番美味しいところの肉。
その味わいは、やはりナッツの風味と甘みを感じる。
このイベリコ豚を育てたコルク樫は、その名の通りワインのコルク栓の原料である。
このイベリコ・ペジョータのリブ・フィンガーにはどのワインのコルク栓を抜きましょうか?

コメント
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