ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

時をかけるおばさん

2008年05月26日 | クアトロ・スタジオーネの話

Photo 雨が上がって青空が広がると、すでに汗ばむような季節になっている。クアトロの入口には、ニオイバンマツリが花を付けている。ジャスミンに似ているが、ジャスミンほどに派手ではない心地よい香りが漂う。一本の枝に、紫の花と薄紫の花と白い花が入り交じって咲いている。
昨日花が開いた時は紫色で強い香りを放ち、今日その花は薄紫に変わり穏やかな香りに変わり、明日は白い花になって実を結ぼうとする。このニオイバンマツリの英名は“Yesterday today and tomorrow”何やら無常観漂う名前である。
今日もクアトロのママはこの花の香りをクンクンと吸い込んでいる。それだけ早く花は白くなってしまうようなのだが。
ニオイバンマツリも終わると初夏と呼ばれる季節である。クアトロのお客様も「ウニのクリームソース」から「トマトの冷たいスパゲッティ」に移り変わっていく。
今年の「トマトの冷たいスパゲッティ」は、こだわりのトマト「陽姫」を使ってかなり美味しいらしい。ニオイバンマツリの香りでタイム・リープしてきたクアトロ・ママの報告である。

コメント
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