ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

緋牡丹ブリッロ

2008年05月30日 | チーズの話

Photo ご当家の親分さん、そしてご一統さん、さっそくおひかえくださってありがとうござんす。
わたくし生国は、欧州、イタリア・トスカーナ、
姓はペコリーノ、名はヴィーノ、人呼んで・・・緋牡丹のブリッロとはっします。
よろしゅう、おたの申し上げます。

♪娘盛りを渡世にかけて、張った体に緋牡丹燃える♪

欧州はイタリア・トスカーナからはるばるとやってきた緋牡丹のブリッロ。ブリッロはペコリーノ一家の娘である。ペコリーノ一家といえば羊乳のチーズじゃ天下に知られた逸品である。その娘が、トスカーナの名酒キャンティに身を染めること一ヶ月、見事な緋牡丹を背中にしょって、クアトロにやってきた。
そこには、何やら訳がありそうでござんす。
「さあ、はったはった、緋牡丹のブリッロさんが、今宵は賽を振りやすぜ」

※新着チーズ、ペコリーノ・ディ・ヴィーノ“ブリッロ”
ブリッロとはほろ酔いのことで、ペコリーノ(羊乳チーズ)をキャンティ・ワインに一ヶ月ほど漬け込んだもの。独特の深い味わいは、それは見事でござんす。

コメント
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