北海道の中央、大雪山の麓、上川盆地で無農薬有機栽培にこだわった岸川農園。恵まれた自然の中で作られたこだわりのトマトジュースがクアトロに届いた。
トマト・ジュースは苦手だと云う人は多い。クアトロの父もその一人だ。昔の喫茶店でトマト・ジュースを注文するとレモンが飾られ塩とタバスコを持ってくる。味を付けないと酸っぱくて臭くて飲めないのである。そのイメージを持っているクアトロの父は恐る恐る味見をする。
ビンを開けてグラスに注ぐ。色は黒ずんでいる。ビンの口にはかたまりが付いている。だいじょうぶか。
(一口すする)「あれ、酸っぱくないな、甘みがまろやかで心地よい、味に深みがある、ワインで云えばグランバンクラス?」(さらに、グビグビと飲む)
従来のトマトジュースとはぜんぜん違う、これがトマト本来の美味しさである。もちろん、塩だレモンだと味付けはいらない。トマト・ジュースを飲んだというよりもトマト・ジュースを食べたという感覚である。
害虫駆除のために農薬を使うと、害虫は死ぬが土に含まれる微生物も死んでしまう。土に力が無くなるとそれを補うために化学肥料を使う。出来上がった作物は病気になりやすい。そして農薬を使う。そんな悪循環を断ち切り、安全で美味しい物を作りたい。この農園はそう考えたのだ。(グビリ飲んじゃった)
こだわりのトマト・ジュース、その名は「陽姫(ようき)」。600円(180ml)で発売開始!