昨日に引き続き美里町、家所の地蔵堂に立つ六地蔵石幢(せきどう)です。
県道657号線、辰水小学校直ぐ近くの新道と旧道との分岐の狭間の小高い丘に地蔵堂が建ち・・・
堂内の中心にこの六地蔵石幢と、小石仏や五輪塔の残欠が無造作に置かれて居る。
石幢は幅約40cmばかり、高さ約1m強のほぼ円柱、上に四角形の笠と宝珠を載せる。
しかし塔身部と笠部は妙に不釣り合い、良く見ると笠部はどうも焼き物っぽく、最近の後補だと思われる。
塔身部に刻まれた六体地蔵は風化が激しく、像容も定かでは無いとは云え、拙さの目立つ姿・・・・。
しかしその分、ローカル色豊かな素朴さが嬉しい六地蔵石幢です。
撮影2012.4.1