湖東北部、山間集落の多い多賀町に在って、比較的過疎化も緩やかで民家も多く、限界には至って居ない。
集落は琵琶湖に注ぐ犬上川の上流域、犬上ダム湖直下の谷間集落。
君ケ畑方面より県道34号線で下って来ると、廃村「大萩集落」の手前で大きく左折、冬期通行止めの看板の有る道をそのまま進めば、犬上ダム湖を越へ萱原に出る。
下流側から犬上川沿いに来ると比較的道路も良く、バスも通って居る様です。
そんなバス停広場にはこの地に伝わる昔話の主人公、ニジョウボン(二丈坊)と呼ばれる大きな木偶が睨みを効かせて居る。
周囲を山肌に囲まれた集落は約100軒ばかりの民家が建ち並び、こんなドン突き集落にしてはいかにも大きいのは何故だろう??・・・・。
グーグルアースで眺めて見ると茅葺き屋根に見える民家が数多く見えるが、現地に行くとこの通り 。
一見茅葺き屋根に見えた民家には悉く覆い屋根が掛けられ、茅葺き屋根は皆無でした。
それでも山間僻地の集落には懷かしい景観が色濃く残って居ました。
撮影2010.11.27