かつらぎ町「串柿の里」、最後の茅葺き民家は堀越集落より谷を挟んで対面する大久保集落で見掛けた。
これは背後の柿畑より撮った一枚・・・・・採り残された哀れ柿に茅葺き屋根は似合い過ぎ。
「串柿の里」として一番行き易く、かつ有名な平集落を経由、軽四1台がやっとの様な林道を大久保集落へと向かった。
やっぱりここも「天空の里」、堀越集落には及ばないながら標高約530m、集落から見下ろす景観は素晴らしい。
大久保集落は山肌に拓けた斜面3段程に分かれて約30軒。
集落内を縦断する道路に面して茅葺き民家。
両妻側を大きく突き出した入母屋の葺き降ろし屋根が素朴で美しい。
僕の記憶に残る我が家の隣家もちょうどこんな風だった・・・・そろそろ葺き替え時も間近に迫っていそうで行末がちょっと心配。
目の前の串柿棚越しにも茅葺き屋根の民家・・・。
しかし葺き替え時期はとっくに過ぎてブルーシートが痛々しい。
撮影2013.12.4