諸木野集落は、室生谷とその西側、国道369号線が走る榛原谷?を隔てる三郎岳西側斜面に軒を連ねる。
グーグルアースを覗いて居ると、何軒もの茅葺き民家らしき建物が見える事も有り、訪ねてみた。
集落はまるで隠れ里、国道369号線の解り辛い諸木野への進入口より、林道を車で10分近く・・・・、突然視界が開けて集落に入る。
この地はその昔、諸木野宿と言われ、伊勢本街道が通り、八軒もの旅籠や関所も設けられて居たらしい。
しかし現在は鄙びた山間集落、画像に写って居るのが集落の殆どで民家は10軒ばかし・・・。
大きな大和棟の民家や切り妻屋根の建物も見えるが、その全てに覆い懸けが施されて居ました。
しかし隔絶されたようなこの山間集落の景観は、捨てがたい懐かしさを残し、郷愁を掻き立てるには充分過ぎる。
撮影2013.5.3