「吊るし柿の里」として知られる、和歌山県かつらぎ町四郷地域には茅葺き民家とそれに似合う干し柿棚が見られそうなので出かけて見た。
かつらぎ町四郷地区は大阪府和泉市や河内長野市と境を接する「葛城和泉山系」の南面する山塊にポツポツと集落が有る「天空の里」・・・・。
中でも、ここ神野集落は大阪河内長野市の秘境、滝畑と背中合わせのかつらぎ町最奥地にあり、海抜600mばかりの斜面に植えられた柿畑の中に、10数軒ばかりの民家が軒を寄せ合う、正しく「天空の里」。
集落の最奥、正楽寺の境内脇に入母屋葺き降ろしの茅葺き民家がある。
柿畑と串柿棚を目の前にし、石垣積みの屋敷には茅葺き主屋、白壁土蔵、離れ屋など3~4棟が建つ。
正面、串柿棚より見た葺き降ろし茅葺き屋根は見事に美しい・・・・。
遥か串柿の「天空の里」でこんな素晴らしい景観に出逢えた事に感謝感激。
ちなみに、この茅葺き民家は平成24年11月25日、TV旅番組「遠くへ行きたい」に登場した串柿民家のようです。
撮影2013.11.12