国定史跡、小治田朝臣安万侶(おはりだのあそんやすまろ)の墓地を背に端正な茅葺き民家がある。
都祁水分神社(みくまりじんじゃ)の杜の直ぐ南側、神社の鎮座する小山斜面に墓地があり、それを隠すかの様にこの端正な大和棟がある。
正面は道路から屋敷まで空き地?の中に進入路を設け、低い腰板塀を巡らせ内に庭木を植え込んでいる。
茅葺き屋根は葺き替えて間もなく、スッキリ端正な姿をみせている。
主屋の左手には離れ屋?と、その奥に続く白壁土塀・・・
片袖落ち棟、一方は鋭角の大きな切妻が心地良い。
丸で注文通りの絵の様な佇まいですが・・・・・、ここでも茅葺き屋根は正面表部だけ、裏側はやっぱりトタン懸けになって居ました。
屋敷から田圃を挟んだ向こう側にも長閑な佇まいの、覆い懸けされた茅葺き屋根が見える。
撮影2013.6.8