山の神とも見紛うような、斜面木立の大きな根元に小さな磨崖の地蔵さん。
前回の鉢伏峠を越えて下り坂、集落の入り口が見え左手に棚田が見え出す辺り・・・
道路際なれど知らなきゃ全くすんなり通り過ぎる・・・、ヒノキの下枝に隠れるようにして小さな地蔵の磨崖石仏
それでもちゃんとお参りは有るのか周りはどこか小綺麗にされています。
石仏は舟形を彫り沈めた中に僅か40cmばかりの地蔵立像。
地蔵は室町後期の特徴を持つ蓮台に立つ定形地蔵。
黒っぽい地衣類がポツポツ邪魔をしていますが像容は良く整っています。
こんなところに隠れられたら一寸見つけられない。
撮影2011.4.17