長年ピアノを教えていると、自分なりの教え方というものが知らず知らずのうちに出来上がってきて、ある程度パターンが決まってくるようなところがあります。でもモーツァルトならモーツァルト、ハイドンならハイドンのソナタでも、いろんな解釈や弾き方があるし、生徒の個性の違いも考慮に入れると、指導の仕方はこちらのいつもの流儀を押し付けるばかりではいけないと思うのです。自分流を確立するというのはとても大切なことですが、その「自分流」の中身が古くて、狭くて、しかも、あの生徒には合うけど、この生徒の個性や感性には合わないという可能性だってあります。
だから、常に楽曲に対して新しい発見をしなければならないし、その為には自分自身が研究しなければなりません。勉強しなければなりません。日々自分も進歩していかないと、生徒たちに常に新しいことを提供できないのです。
というわけで昨日、赤松林太郎先生のセミナーに出かけて勉強してきました。先生のバロックについてのお話しをおうかがいするのはもう3回目になりますが、毎回切り口が違っていて、無尽蔵とも思える知識の豊富さに驚かされます。それに昨日は、講義の後に先生のミニ演奏会があって、その演奏がすごかった! 私は赤松先生の演奏を聴いたのは初めてでしたが、バリバリ演奏してグイグイ引っ張って行って、あっという間に会場が「赤松ワールド」に染め上げられました。スカルラッティもピアソラもよかったけど、アンコールの「剣の舞」!いつも先生がおっしゃってる「オーケストラが大好き」というのが手に取るように伝わってきました。講義と演奏の両方とも素晴らしくて、参加する側としては一粒で二度美味しい、とても充実した勉強ができました。
ほ~んとに素晴らしいセミナーでした!
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だから、常に楽曲に対して新しい発見をしなければならないし、その為には自分自身が研究しなければなりません。勉強しなければなりません。日々自分も進歩していかないと、生徒たちに常に新しいことを提供できないのです。
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