吉野小学校アウトリーチ終了

昨日のアウトリーチでは吉野小学校に出向いて演奏会をしてきました。のどかな田園と山の緑が美しい場所。朝早くから、メンバーと一緒に出かけました。

いや～！ホントに楽しかったです。とても元気で素直な小学生たちでした。会場になった体育館に立つと、みんな揃って大きな声で「おはようございます！！」と挨拶してくれました。このおはようございます、の声の大きさ、溌剌さ、何が始まるのかなという好奇心と期待に満ち溢れた息吹を感じました。ここからもう私たちの方が元気を一杯もらって演奏会がスタートです。

ヴァイオリン、フルート、歌、クラリネット、ピアノ、色々な楽器演奏を交えた、盛りだくさんのプログラムでしたので、お話も入れてたっぷり2時間楽しんでもらいました。思った通り、ノリがいい曲には子供たちもノリノリで自然に手拍子が湧き起こったり、ピアニシモで引きつけるところでは息をひそめて静かに聴いてくれたり。演奏者と聴き手の息がぴったり合っていました。感受性豊かに素直で伸び伸びと育ってる子供達なんだと、つくづく思いました。

音楽そのもので笑いをとる、音楽そのもので静まる、演奏者の意図にダイレクトに応えてくれる、私たちのやっていることを本当に受け止めてくれたというのを実感して、メンバーみんな本当に嬉しくなりました。演奏する側としては最高の気分でした。音楽を発信する側と、受け取る側の心が通う、本当に楽しいコンサートだったと思います。


今回のアウトリーチに参加した演奏家グループ「ＵＮＯ」のメンバーです。

昨日の演奏会を聴いてくれた子供たちの中から、一人でも多く、音楽を愛する子が増えてくれたらいいなと思います。「クラシックをもっと身近に」というのが私のテーマですから、今後もどんどんこういう活動を拡げて行きたいと思っています。

吉野小学校の校長先生はじめ先生方、そして最後まで熱心に聴いてくれた全校生徒の皆さん、本当にありがとうございました

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