このところの欧州、ドイツの第二波の勢いは凄い。明け方に寒くて何度か目が覚めた。外気温は摂氏五度ほどの様だったが寒々した。まだ夏時間である。紅葉も未だで、これで急に冬らしくなってくるのだろう。小雨が降っていても例年と比較すると乾いた感じが強い。するとウイルスは飛び回る。恐らくこの感染の強さは気候にも関係しているだろう。
多くの人がウイルスを巻き散らかしているので追跡調査が難しくなる。地元のワイン街道でも一挙に指数47と危険地区認定に迫った。調べてみると、圏外からの生徒がワイン街道北の端のグリューンシュタットの学校に通っていてそこで感染を広げたようだ。その生徒は家庭での大宴会から感染したようで、酒を飲み交わさないでも酒席にいたりすればまたは家族が感染すれば直ぐに感染する。
その学校の陽性の女子生徒が80人もの接触者がいるとなって、担当局は週末返上でタスクフォースで対応したというがとっても人手不足を訴えている。そのような生徒が何人もいれば直ぐにお手上げになる。ラインラントプファルツの方針としてクラスター潰しで対応していくという事で、実際に今迄の勃興に対して叩き潰してきたのは数字を見ても納得している。しかしそれにも限界がある。先ずは人と人が近づかないことでしか塞ぎようがない。
フランクフルトなどの大都市になると、追跡調査も大変なので軍が協力しているというが、手が回らくなったところでロックダウンしか方法は残されていない。どこでやるかだけだが、ヴィーンの様に医療機関が危なくなってきてからでは被害が既に出ていることになる。
バーデンバーデンも今回初めて春の水準を大きく超えて指数47となった。クラスターが生じたからだと思われるが、小さなクラスターなので壊滅は可能だろう。市は当面は制限をしないという。直ぐに更なる感染を防げるならば数字は制御しやすい。同様な例が欧州最高の新感染指数876を叩き出しているヴァティカンである。その意味からも状況が悪いのはベルリンの中枢ミッテの112.5でこれはある意味ヴィーンよりも質が悪いかもしれない。中央政界や役人やロビイストなどは外出禁止になる。
指数50で危険地域という事に疑問の声も上がるというが、十万人に100で住民に対して千人に一人の陽性者である。つまりホールなどに千人が入場すると間違いなく一人は陽性者でその十倍以上は感染者となる。そのような人が隣にいるとなると感染する確率は高い。マスクをしようがしまいが隣にいて会話を交わしたり前を膝をすり合わせて通り過ぎたりすればクラスターを生じる可能性は強い。
ミュンヘンの歌劇場がザルツブルク方式をモデルとして、特別に500人の入場者で公演をしていたが、客席に一人、舞台裏に三人の陽性者を既に記録している。幸いクラスター化は起きていないようだが、そうしたところで一席おきに実験的に入れたりするのは矢張り危ない。10月14日から指数50を超えて再び公演中もマスク着用になったというが、休憩時間にマスクを取って飲食をする一方公演中にマスクをさせるのは非合理的である。ベルリンのフィルハーモニーも同様な処置を取ることになっているが、恐らく夢物語に終わるであろう。早めに減員した方が公演を守れるだろう。エアロゾール感染対策に殆ど効果が期待されないようなマスクをしているのはただの馬鹿者である。
基本は、50を超えて対策を打って十日後にも増加が止まらなかった場合、更なる厳しい対策をする。メルケル首相はマスクしか頭にないようだが、接触を避ける事しか方法はない。催し物も更に規制して行くという。また企業への一時金は2021年6月末まで続けるというような話しになって来た。要するに来年の夏までは正常化しないことを前提に対策が検討されている。
参照:
淘汰されていく市場 2020-10-14 | 文化一般
魔よけのような光 2020-10-11 | 文化一般
多くの人がウイルスを巻き散らかしているので追跡調査が難しくなる。地元のワイン街道でも一挙に指数47と危険地区認定に迫った。調べてみると、圏外からの生徒がワイン街道北の端のグリューンシュタットの学校に通っていてそこで感染を広げたようだ。その生徒は家庭での大宴会から感染したようで、酒を飲み交わさないでも酒席にいたりすればまたは家族が感染すれば直ぐに感染する。
その学校の陽性の女子生徒が80人もの接触者がいるとなって、担当局は週末返上でタスクフォースで対応したというがとっても人手不足を訴えている。そのような生徒が何人もいれば直ぐにお手上げになる。ラインラントプファルツの方針としてクラスター潰しで対応していくという事で、実際に今迄の勃興に対して叩き潰してきたのは数字を見ても納得している。しかしそれにも限界がある。先ずは人と人が近づかないことでしか塞ぎようがない。
フランクフルトなどの大都市になると、追跡調査も大変なので軍が協力しているというが、手が回らくなったところでロックダウンしか方法は残されていない。どこでやるかだけだが、ヴィーンの様に医療機関が危なくなってきてからでは被害が既に出ていることになる。
バーデンバーデンも今回初めて春の水準を大きく超えて指数47となった。クラスターが生じたからだと思われるが、小さなクラスターなので壊滅は可能だろう。市は当面は制限をしないという。直ぐに更なる感染を防げるならば数字は制御しやすい。同様な例が欧州最高の新感染指数876を叩き出しているヴァティカンである。その意味からも状況が悪いのはベルリンの中枢ミッテの112.5でこれはある意味ヴィーンよりも質が悪いかもしれない。中央政界や役人やロビイストなどは外出禁止になる。
指数50で危険地域という事に疑問の声も上がるというが、十万人に100で住民に対して千人に一人の陽性者である。つまりホールなどに千人が入場すると間違いなく一人は陽性者でその十倍以上は感染者となる。そのような人が隣にいるとなると感染する確率は高い。マスクをしようがしまいが隣にいて会話を交わしたり前を膝をすり合わせて通り過ぎたりすればクラスターを生じる可能性は強い。
ミュンヘンの歌劇場がザルツブルク方式をモデルとして、特別に500人の入場者で公演をしていたが、客席に一人、舞台裏に三人の陽性者を既に記録している。幸いクラスター化は起きていないようだが、そうしたところで一席おきに実験的に入れたりするのは矢張り危ない。10月14日から指数50を超えて再び公演中もマスク着用になったというが、休憩時間にマスクを取って飲食をする一方公演中にマスクをさせるのは非合理的である。ベルリンのフィルハーモニーも同様な処置を取ることになっているが、恐らく夢物語に終わるであろう。早めに減員した方が公演を守れるだろう。エアロゾール感染対策に殆ど効果が期待されないようなマスクをしているのはただの馬鹿者である。
基本は、50を超えて対策を打って十日後にも増加が止まらなかった場合、更なる厳しい対策をする。メルケル首相はマスクしか頭にないようだが、接触を避ける事しか方法はない。催し物も更に規制して行くという。また企業への一時金は2021年6月末まで続けるというような話しになって来た。要するに来年の夏までは正常化しないことを前提に対策が検討されている。
参照:
淘汰されていく市場 2020-10-14 | 文化一般
魔よけのような光 2020-10-11 | 文化一般