Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

茂みに隠れたロドリーゴ

2020-10-24 | 
冬籠りの準備完了。週末冬時間になれば直ぐに籠れる。しかし今年は急には冷えそうにない。十月が寒かったのでこれを堪えてしまったので意外に火入れ式を伸ばせるかもしれない。来週中盤がどうなるか?

体調が良くなって来たのは、どうも歯の影響もあるようで、ブリッジを架けたところの骨が漸くしっかりしてきたようだ。つまり強く噛めるようになって来た。半年ぐらいかなと女医さんに言われていたが、半年では肉の張り出しが間に合わなかったかもしれない。だから強く噛むと鈍痛のようなものがあった。初めてそれが無くなって来た。

言わばチョコレートトュースのようなものでそれをしっかりと主に使えるかどうか。右側は過敏なところがあるので左側を使って来ていた。だから筋肉も骨も左側が発達していた筈だ。それが長く使い辛かった。この二三日で強く噛めるようになった。それまではなにか顎が外れるような噛み合いが悪いような違和感が付き纏っていた。抜いた影響で骨が少し歯ぐきから出ているところも違和感はあるのだが、態々削るかどうかはまだ分からない。しかし、これで暮れまでに時間さえあれば一度歯医者に行って、状況を見せて掃除して貰ってもいいかなとは思う。12月初めに時間があるかどうか?女性方にクリスマスプレゼントのお菓子でももって行こうかどうか?

歯一本寿命十年などというが、確かにしっかり噛めない状態であると覇気が無くなる。牙を失ったライオンである。成程胃腸への負担は考えたがそれは少し余分に咀嚼することで取り返せるものはある。しかし強く噛むという行為は矢張り異なる。運動でも出産でもなにでも比喩的に歯を食いしばるというのはある。整体の時に噛む棒を準備するというのもある位だ。それを実感した。

眼鏡から案内があったので、今度は眼鏡だと思う。車も注文しなければいけないので、先ずは視力を回復させておかないといけないか。交通違反の方は、タブレットを利用することで今後とも確率は大分下がると思う。

シュヴェツィンゲンの庭園について以前書いたものを読んで思い出した。この離宮はそのサマーセミナーだけでなくて、シラーが「ドンカルロス」の原作のモデルとしたところだったという事だ。つまりそこかしこにエヴォリ姫が散策していたり、ロドリーゴが茂みに隠れていたりするのだった。作家の頭の空想に此処の風景があったことは間違いない。

今晩はこれから火曜日の演奏会の中継録音放送がある。放送ではあまり真剣には聴けないかもしれない。録音するだけでもしておけば少なくとも頭の整理に役立つ。生で聴いてから直ぐに録音中継は音響的には失望する事しかないのだが、細かなところをチェック出来るのは何といっても有難い。

バーデンバーデン祝祭劇場が改めてヴィデオでコロナ対策の変更点を流した。私のようにマスク着用に関して釘を刺しておいた客が少なくないからだろう。そして素晴らしいことを語っていた。先には直ぐに支配人が語っていたが、今度は担当者が「空調で寒いかもしれませんから、ご婦人方には襟巻をお勧めします。」と。まさしく私のマフラー代用策をそこで語っている。

先日日本のサイトで東大などの研究結果が出ていたが、サージカルマスクでは呼気におけるウイルス発散を七割しか抑えられなくて、布と変わらないという事だった。つまり水蒸気を落とせてしまうマフラーなどでも隙間があってもそれほど変わらないという事だ。反対に吸気も五割近く防止できると、これはとても意外だった。要するにマフラーは自己責任でマスク代わりとしても人には迷惑を掛けないという事でしかない。
Update Hygiene-Konzept Festspielhaus Baden-Baden




参照:
身体に力が漲るか 2020-10-11 | 生活
口をパクパクさせた 2020-10-21 | 雑感
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