日々・from an architect

歩き、撮り、読み、創り、聴き、飲み、食い、語り合い、考えたことを書き留めてみます。

年の瀬や! はまだ早いが・・・

2012-12-22 23:35:35 | 東北考
気が付いたら冬至も過ぎて年の瀬を迎えることになった。時の刻みは変わらないのに、歳をとると共に時の過ぎるのが早く感じられるのは何故なのだろう!
ゆく年や・・・と書き出して一文をものにしたくなるが、四国での庁舎保存改修のための委員会出席など、まだまだ年内にやることが幾つもある。
行く年と新しい年を思って心を澄ますのは大晦日にならないと無理だろう。

さてこの数日。

シーザ・ペリが外観設計を担当したアークヒルズ仙石山レジデンスを、森飛鳥さんに案内していただいて見学。東京オペラシティアートギャラリーで「篠山紀信展 写真力」を観た。建築学会にてDOCOMOMOの幹事会(対応WG)。従兄弟の奥様の葬儀。1月2日にリニューアルオープンされる東京国立博物館 東洋館のプレス発表に参加、展示されている作品群に魅入る。JIAの保存問題委員会WGに臨み、関東甲信越支部の委員会とは言え全国の保存問題に目を向けて活動の視野を広げてほしいと、OBとして進言、そのあと行く年を思って一杯、忘年会である。

もう一つ、中村文美編集長に同行いただいて、早稲田大学に石山修武教授を訪ねた。建築ジャーナル誌の2013年1月号から連載が始まる「建築家模様」の取材・撮影のためだ。心深く刻みこまれている幾つもの想いが更に蓄積された。

昨12月21日、仕事場へ向かう沿道の欅がすっかり裸になった。