日々・from an architect

歩き、撮り、読み、創り、聴き、飲み、食い、語り合い、考えたことを書き留めてみます。

戦争をする国

2016-11-10 12:43:08 | 生きること

俳人金子兜太氏の「あの夏兵士だった私」(発行:清流出版)、副題に-96歳、戦争体験者からの警鐘-とある著作を読み終え、その後岡崎万寿氏の`金子兜太の存在`と副題を添えた「転換の時代の俳句力」(発行:文學の森)を読み進めながら、この一文のタイトルにした「戦争をする国」という悍ましい一言を、書き記しておきたくなった。

僕には2006年6月から一年間に渡ってこのブログに書き綴った「生きること」と題した一文がある。

赤紙で召集されて出征しフィリピンで戦没した父が書き始め、、その後父の帰国を待ち焦がれていた母がぽつぽつと書き添えてくれた僕の育児日誌(三省堂刊)だが、昨今の日本政府の状況を鑑みると、一言、僕はこう言っておきたくなる。
『戦争ができる国にするということは、戦争をするという国にするということです』。




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