日々・from an architect

歩き、撮り、読み、創り、聴き、飲み、食い、語り合い、考えたことを書き留めてみます。

U.N.C.L.E`ナポレオン・ソロ`―LaLaport EBINA―御殿場プレミアムアウトレット

2015-11-23 16:36:43 | 日々・音楽・BOOK

J-WAVEの、映画007の特集を聴き流しながら、この3連休の私事を箇条書き的に書き留めて置くことにした。
今日は曇天、冷たくなった風に桜の木々から枯葉が舞い落ちている。棟と棟との間に掛け渡した電線に十数羽の雀が留まっていて、一羽が飛び立つと数羽が追いかけるように飛び立つ晩秋のひと時だ。

一昨21日(土)、妻君は都内から来る娘と海老名駅で1時に待ち合わせ、新しくできた「LaLaport EBINA」の見学、僕は診療所に立ち寄って薬をもらって合流することにした。
ところが予測していたとは言え待合室が立待ちの人で溢れんばかり、受付で診療代を払う人(患者)が立ち上がって空いた席にすばやく腰掛ける。年の功、許されるだろうと勝手に解釈して、持参した文庫本原の「さらば長き眠り」を読みふける。
そして2時間、十数年前に読んだはずのこの複雑なストーリーに好奇心が刺激され、探偵沢崎の理念!に共感しながら読み終わったところで名を呼ばれた。ドンぴしゃりだ。
何時もの血圧の薬のほかに、何をやってもなかなか痛みの引かない右脚のために、痛み止めの薬ロキソニンを頼み込んで拝受。携帯で妻君とやり取りしてLaLaportに向かった。

その夜は妻君、娘と共に映画、THE MAN FROM「U.N.C.L.E」` ナポレオン・ソロ`だ。
映画としても絶品!喝采を送りたい。

さて昨日。晴天。富士霊園に!お墓参り。
富士スピードウェイでレースが行われているようで、交差点には交通整理の警官が待機している。車の轟音とレースを誘導している男の声が微かに流れてくる。父と母の霊の眠るお墓に手を合わせる。紅葉を愛でて記念写真を撮り、「二の岡フーズ」へ立ち寄ってハムなどをゲットして「御殿場プレミアムアウトレット」へ。

帽子売り場の若者に声をかけられ、妻君と娘がいいんじゃない!というものだから一つをゲット。若きおっちゃんと「アンガト!」と笑顔を取り交わす。
妻君と娘の目的は「ADIDAS」である。
娘の選んだ色彩豊かな靴(奇態な色の組み合わせズック!)に驚嘆!わが娘を改めて面白い子だと思ったものだ。妻君もまた!同じ。足の具合がよくなくて革靴を履き難い僕の愛用のズックは「ニューバランス」だが、アディダスもいいよと言うものだから試し履きをし、とてもいいので一足ゲット。若き男性店員のにこやかで丁寧な振る舞いに流石!と思ったりもした。

昼食はごった返した大食堂でうどんを食べる。意外と旨い。こういうところへ来ると、人でごった返しているのも悪くないと思ったりもしたものだ。そしてやはり時折聴こえてくる中国語!新宿の僕のオフィスへ通う道が、1年前ほどにはコーリアンストリートといいたくなり、今ではチャイニーズストリートと密かに名付けたことを思い出した。
  
そしてこの日の晩酌は、北海道の女性建築研究者が送ってくれた「国稀」。開封して娘と乾杯!旨い。娘と酌み交わすお酒は倍旨いのである。

そしてつい先程、若き日の僕に建築の先輩として現場で指導をしてくれ、以来50数年に渡る長い年月を家族ともどもお付き合いをしてきた友人の訃報が子息からもたらされた。瞑目するのみである。

<写真 富士霊園に向かう道>