9月の最後の空が残っていて、雲は羊雲が多かった。夕暮れの山の景色も。

　　10月も4日になった。


　　朝、三日坊主でもないが、一面は見ないとか、いろいろ書いているが、夕方見るのが正しい新聞の見方とも

　　思ったりもしたが、新聞を見た。ちょっとだけ。数字はむかしから、間違えることが多い。

　　小学校のときは、筆算は間違えることはなかった。ただ算盤はだめだった。もちろん暗算も。


　　それで、私の番号。別にいらないけど。住民票に記載されているところに来るという。

　　なんで私がこんなこと、心配しないとあかんか。自問するが、のちのち何か言われるのもいやなので、

　　たしか住民票の、本物のが一枚だけ、残っているはずだと思い、重要と書いてある、7年前の封筒を見た。

　　それはあった。当たり前だが、記憶は間違っていなかった。他はカメラコピーが多い。

　　もちろん、登記簿などはみな本物である。相続関係書類のほうだったかな。


　　この少し前の時間から、こうゆう書類は増えた。いまも山ほどある。過去のものが多いが。生きているものも

　　ある。その住民票はあって、私の名はあった。富山市長の名もあった。金はいくら払ったか、忘れた。他にも

　　何回か、支所にいって、いちいち身分証明のためと称して、二種類提示した。不思議な現象である。

　　もちろん、そこにいる人は私は知らない。ただひとりの方は、そばに住んでおられる方だというのは

　　後にわかった。いまは知らないが。


　　このブログ、2006年の春、4月か5月からたぶん初めているが、すでに父は認知症で、その年の暮れに2度救急車に

　　乗っている。私も乗った。最初はさすがにびびったが、帰ってくるほうが大変だった。その後は考えてみると

　　介護とか、入院とか、父のである、で葬式とかが続いている。その次は母で、でもこれはいまここで書くこと

　　ではない。


　　私はほとんど知らない人と一緒に住んでいる。そうゆう考えは若いころにはない。なんとも

　　思わないものだ。30歳になったとか、最近61歳になって書いているが、31年前に30歳だったが、その年に生まれた

　　人はいまはたしか30歳以上になっているはずだ。いいおっさんと、女性になっている。

　　私は早生まれなので、年齢的には幼いが、どう考えても、小学校の同級生はみな61以上だ。その当事の先生の

　　年齢は知らないが、20歳以上であったことは間違いない。長生きされている方で、何才になられているか。

　　わずかの人間としか接していない。非常によくわかることだ。その上の学校にいっても、同じことで

　　特に大学は年齢バラバラだが、過去に50歳少し過ぎて、他界したという黒い縁取りのあるハガキをもらって

　　いる。知っている人も少ないが、亡くなられる方もいる。


　　新しく生まれてきた人の多くは、ほとんどすべてまったく知らない。そうゆう人間関係について、何とも思わず

　　生きてきたが、身分証明書を出せ、といわれて、はーという最初の気の抜けたあの感じはいまはもう忘れたが、

　　名前もあって、住所もあって、税金も払っていて、身分証明とはと考え込んだが、世の中は知らない人だらけ

　　ということなのだろう。


　　そうゆう人間が、この列島の国に、1億人以上住んでいる。ついには自分、私とは何ぞやとも思うことも

　　いまとなっては不思議ではない。わけのわからない存在だが、払うものは払い、取られるものは取られている。


　　富山市長の名は、これはわかりやすいので、もちろんTVそのほか印刷物に出る。名だけ知ることは多い。でも知って

　　いるのは苗字だけだ。県知事はすぐに名は出ない。考える。前の知事のときは、けっこう長かったし、

　　名はまだ覚えているが市長は忘れた。

　　国会議員など知るはずがない。引退した人の名も、おぼろげである。


　　私の番号について、朝の新聞を見て、来る、来ないはどっちでもいいが、住民票だけは、有効期限は

　　もうないだろうが、本物で、7年前、これは父が亡くなった年のものだ、を確認して、思うことを書いた。


　　この列島の国の総理の名をなぜ知っているか、その親父さんが同じ名の国会議員だったからだ。

　　さらに、岸、佐藤という総理経験者が何をやったかはさておいて、最近知ったが、血筋でつながりがある。

　　これも大きいだろう。岸、佐藤、両元総理、特に佐藤元総理のときはもう私もいい年の人間であって、その

　　ときの総理だから、記憶に深く刻まれている。


　　それ以外は何も知らない。大体いまの国務大臣だって、どこのだれかもほぼ知らない。知るわけが

　　ない。

　　数は少ないと思われる国会議員で、知っている人をあげよというのがむつかしい。

　　このことについても、最近はただただ不思議だと思うだけである。総理大臣を国民が指名できない

　　不幸がここにある。



　　9月の雲の画像が残っていた。というより最近、夜晴れているので、星を撮っている。そればかり溜まる。

　　真っ黒な画像を見ていると疲れる。それで、空である。




　　その一。9月の末ごろで、特に日付はいらないと思う。ほぼ時系列。




　　その二。




　　その三。




　　その四。




　　その五。





　　その六。これは低い山にまで雪が降っているのではないかと思っていたときの画像。




　　その七。





　　その八。




　　その九。




　　その十。

　
　　天気の回復は遅れている。もう少し早く晴れて、日が出るかと思ったが、そうでもない。

　　気温はきのうよりずっと低い。



　

雨がなぜか降って、体温も下がって、でもまた眠ってしまった。もうないと思うコスモス。

　　雨、予報は見ていなかった。


　　午前4時半ごろ、雨の音が激しく、加えて布団の中も暖かくないので、まずは窓をみな閉めて

　　それからタオルケットの厚めのものを上にかけた。4時半か、もう眠れないかも。

　　眠れないはずが眠っていて、目覚ましが鳴った。眠りが深かった、どうか。


　　でも、寝ぼけているのは間違いなく、一生懸命に、一所懸命とも書いたが、録音できるラジオの

　　ボリューム、ボタン式でやりにくいが、を押していて、これは違うと10秒たって思った。

　　マックスの阿鼻叫喚の、目覚まし音を十分に聞くと、目は覚めた。

　　これが鳴り続けるときがいつか来るか。


　　雨だった。寒くなった。温度計を見た。18℃だ。基礎代謝がない。

　　雨はしかしいまは止んでいるがもう、6時56分である。

　　雨はこの辺だけかな。


　　5時40分で、ほぼ真っ暗である。でも6時になって、少し明るい。車のライト、新聞到着。

　　一面を少し見る。いつも広告をぼたぼたと落としてしまう。

　　モタモタとして、牛乳をチンしようとして、ネコ様がニャー。


　　最近心配はしていない。でもこのネコちゃんも孤独だな。

　　で、たっぷり目のご飯。ずっと鳴いていたので、よっぽどお腹は減っていたのだろう。


　　きのう宅配で、1週間分の食料、届いた。もちろんお金は払った。

　　リンゴが大きい。それを半分に切って食べるともうお腹は一杯だが、

　　味も色も悪くなかったが、ヘタから虫が入っているようで、中が少し変色していた。

　　でもわずかである。


　　大風も吹いたし、撮ってからちょうど一週間たつから、もうこの花はない。













　　


　　じっくり眺める時間がないのが残念だった。


　　雨か、しかし天気は回復しそう。

　　新聞が面白い。