光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

雪の効能

2008-02-15 19:06:15 | 散策
  雪の降り続く時間が、相変わらず長い。そろそろ、雪がうらめしくなる。雪に対して、鬱陶しいなと思うことも出てくる。
  雪の降り続く地域にも、程度の差というものがあって、今日はいい天気で、朝の気温はマイナスの10℃など、書かれたものを見ると、まだまだか、今日はもしかしたら、気温は、マイナスにならなかったし、と思う。寒さとか、凍りつくとか、簡単にこの言葉を使うが、高々マイナス3℃で、どうのこうのなど見ると、まだまだゆるいね、など思う方も多いのだと、想像する。
  この書き込みをされている方は、日本中に、日本全国中におられるはずであるが、なぜか少しか偏っていて、ものすごく寒いと思われる、北海道のかたのものを見ることはなかなかない。逆に、暖かいのではと思う、この辺りに比べて、沖縄とか、四国の南部などを尋ねることも、少ないようである。この辺りは、個人の限界がある。よって相変わらず、そう相変わらず、寒くてかなわないと思っているんだけど。それも、あまりあからさまに書くと、お天気のかみさま、気を悪くする感じが、なぜかあって、そのことばかり書くことも出来ないと思うのである。雪には効能がある。

  雪については、高い山までエネルギを運んでくれるという、ものすごく大きな仕事をやってくれているし、その雪が溶けた水は、あるものは水道水に変わり、あるものは地下にもぐって、何千年という旅をして、近くの平野の辺りの湧き水やら井戸水になるという。また、低温の魅力はかなり上げられる。一つだけ書くと、おいしいお酒を作ることを可能にしている。もう少し卑近なものではどうか。
  寒い。暖かくしないといけない。それには、建物がその寒さに耐えるようになっていないといけない。それから、出来るだけ日が当たるような、冬の太陽を効率よく利用することが出来る、そうゆうことが思い浮かぶ。
  カーテンを厚めのものにする。それから、今日やったことでいうと、

  掃除などするときは、ちょっと冷たいが、窓を少し開けて、寒気に体を慣らすことも必要である。何事も、経験で、かつこの行為は新鮮でもある。冷たい水は、お肌を引き締める。これも、やはり体にはいい。少し体にガタが来るときで、また年齢にもよるが、やはり冬の運動は、雪かきに限る。出来るなら、うちの外に出て、道路の雪かきもやる。それを、用水に捨ててもいい。ただ、水の流れがあるところでやらないと。それから、田んぼにも、この雪を移動する。この雪が、有効であるようである。ときに、この雪の冷たさは、植物に、農作物にとってよくない、細菌などの増殖を抑えるという。
  少し、体がホカホカする。きのうの疲労はまだ出ないが、一昨日のものがやって来る。しかし、ここはすこし、ゆっくりと冷えない程度に体を動かすと、その疲労もやがて、酸素が十分に送られることで薄くなり、細胞も元気を取り戻すようである。

  ここで大休止だ。体のあるものは古くなって、壊されてゆく。しかし、同時にまた新しい細胞が、組織が作られ、少しその能力は増強されるようだ。こうして、寒くて冷たい時間少し体を動かし、汗を少しかき、大いに休憩する。また、あるときがくれば、そのときは、またやって来るはずだが、やはり体を動かし、雪をどける。無に等しい行為でありながら、体はちゃんとその働きを増している。しばらくすると、何となくだが、筋肉が付いたようになる。空を見る。雪が晴れて、青空が出る。こうなると、しめたもので、今度はコタツの中でちんまりしているのが、いやになってくる。こうして、雪の生活に適応した体は作られる。ちゃんと、春には、少し脂肪が減ってもいるはずであるが、

  これが夢で終わらないよう、頑張りたいと、ホンの少し思うのである。




  一面、雪か、あるいは道路の路面か、という世界で、光るものはこのサザンカだけのようである。雪をかぶり、雪と仲良くし、雪とともにある。




  青空も、出る。かなりな頻度で、この青空は出る。これを見ないといけない気がする。雪の溶けた、小さなプールに映える青空もまた普段見ることのない色を見せてくれる。




  複雑な気持ちになるときもあるが、このスイセンもやがて雪を撥ね退けるのではないか。確か、スイセンのあるものは多年生で、この程度のものになると、かなりな年月を過ごしているように思われる。
  最後に、あまりたくさん雪は降りませんようにと、お祈りをする。

特急『はくたか』は、1分停車する

2008-02-15 10:07:45 | 鉄道
  きのうに続いて、ちょい鉄のレールです。
  雪の駅、特急『はくたか』は、静かに滑り込んで来て、
  反対側のホームに止まった。階段を下りて、また登った。
  手前に、キハ120が止まっている。

  特急『はくたか』は、金沢、越後湯沢間を走っているので、
  ちょっとローカルな感じもする。
  停車駅の数も少ない。

  目に入ってくるところから、順に。

  

  パンタグラフと、この下に、台車があるような気がするが違う?ようだ。




  ディスクブレーキ?が光っている。




  少し、雪が弱くなってきた。全景は、横にキハ120が止まっていて、
  残念ながら入らない。

  1分しか止まらないから、どこにもいけません。




  すでに、発車している。初めて見る『はくたか』の正面である。
  このちょっと渋めの赤い色は、なかなかいい。




  ただ、見送るしかなかった。
  新型の車両は、なかなか馴染みのないものだが、この『はくたか』は、
  かなりいい感じで、一遍に好きになってしまった。

安くて、イイものが好き

2008-02-15 07:21:37 | 散策
  朝のお天気。小雪。地味だが、しんしん降っている。風は、弱そう。アメダスの6時の気温、0.2℃、プラスである、積雪13cm。室温4℃。この辺りの積雪、大体10cm、多いところは15cmくらいかな。

  朝は気温が下がるし、雪の溶ける量は少ない。三日目の雪の朝。少し飽きてきた。寒さが今頃から、身にしみるし、また体も重く、右の親指の先が割れて、これが痛い。ここは必ず使うようで、春になるまで、直らない。

  大きめのリンゴが、かなり安い値段で出ていて、これはどうしたものか考える。今回はイチゴから、リンゴに変わった。そして、あっさりちょっとまとめ買い。リンゴはあまり食べないのかなー。そのリンゴを齧りつつ、そういえば安いものに目がないことに気が付く。
  本屋さんに行く。目的の本というものはなかなかないものである。ちょっと売れ出すと、それがCMに書評に出るから、もう店頭にない。平積みの跡が残る。本屋さんには、しかし目的の本を買うのではなく、ブラり散歩のためにも出かけるし、出かけた。それで、ある本屋さんに入り、少し目めまいを覚えながら、辺りを一周する。ここは大きな街だから、駅の西に東に、本屋さんはある。次に向かう。また、少しめまいを感じる。それでも、なにか1冊、買わないといけない気がする。
  新刊の文庫が出ている。ある文庫で、本邦初の訳で、しかも文庫!でという本が出たことがあった。知らない人のものが出る。当たり前だ、ついでに外国の方の本だ。これは、将来値打ちが出るかも、などピンはずれなことを思って、もう安いとは言えなくなってきた文庫を購入した。あれ、安いものの話しであった。

  本屋さんでも、安いものがいい。安くて中身の濃いものがいいが、それを選ぶには、かなりの読書経験が必要になる。そのときはそんなことがわからず、結局何軒かはしごして、一番表紙の汚れていないものなどを購入した。すでに、ぐったりである。それはそのまま、今まで眠っている。初刷りと3刷りぐらいのものが混じっていて、すると明らかに初刷りが安い、というときもあった。これはうれしい。

  山歩きの、他の何でもいいが、まずは衣類やら、靴やら登山用のリュック、バッグを選ぶのも楽しい。が、大いに迷って、最後におかしなものを買うはめになる、代表のような気がしている。結局気に入ったものを買うのは、それに出会うのは、3年くらいかかった気がする。それを、ほどほどの値段で購入したときは、さすがにうれしいが、だんだんと朝起きるのが嫌になってくる、そうゆう年台に入っていた。
  朝から、なに書いているのかねー。これも、寒いし、朝から雪の、真っ白な輝きを見ているからである(ここで、1行、と言うか、句点まで、また消えてしまった)。今の、最も興味のある、欲しいと思う対象物は何だろうか。安くて、高性能で、見栄えもよくて、手になじむ。そんなものが、しかしなかなかない。が、モノホシ病の圧力は高まる一方である。あとは値段かな。

  安くて、イイもの、そうゆうものがあるかどうか、これは定かではないが、もう少し、そう思って購入した自分の持ち物を、丁寧に扱って、少しなぜてあげて、長く使ってやると、機械もその恩返しをしてくれるのではないか、など幻想に近いことを考える。