光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

寒すぎて!

2008-02-03 19:11:23 | 散策
  ちょっと暖かいと感じるときがある。微妙に変化する。気の持ちようも大いに変化するから、それが寒さに与える影響は大きい。悩み事が解決すれば、それこそ、氷点下でも大丈夫な気がするが、ニュースを見たり聴いたりするから、そうはゆかない。怪しげなものが、跋扈している。この時代に、悩みがないということはあり得ない気がする。こうゆう時期というものも歴史に、過去にあるのか、これを検証する人が出てきていいはずだし、そうゆう方も多かったが、そうゆう方の安定性も弱く、今のこの揺れる状況では、検証にまで至らないかも知れない。

  寒いということに加えて、なんだか空気の中に浮ぶゴミのようなものも、綿ぼこりも多くなってきたような気がして、仕方がない。今、大体朝は掃除をするが、今掃除をしたばかりというときに、掃除機を動かしているだけだが、そのあとを見ると、掃除機を当てたのに、そこに目に見えるゴミがある。掃除機から出てゆく、勢いのある空気が、辺りに乗っかっているゴミをまた撒き散らせているようにも思える。
  何となくだが、この小さなゴミも気になるもので、別に何か悪さをするかというと、それはないと思う。掃除は一種の儀式というか、自分の汚れを、この行為で清めるような意味合いも持っているのかのようである。若いときなどは、どんなゴミの中でも大丈夫で、ただし、ある程度知識というものを持つと、やけに物質の危険性、毒性には敏感になったりするのも事実で、これなどは、いいのか悪いのかわからない。

  2月は、1年中で一番寒く感じる季節で、大体雪、積雪のピークもこの2月の最初から半ばにかけてである。この雪の量の多い少ないの、例外は最近は多いが、ほぼ2月が一番寒く、また雪も多いことは、この地に長く住む方の話しではっきりしている。2月もどうやら終わりそうになると、幸いさほどひどい雪に降られなかったことに結果としてなると、人の顔付きまでが変わってくる。何かしら、少し笑みがこぼれ、ふだん固く口を閉ざす人も、ぽろり人恋しくなるらしく、挨拶などもする。
  しかし、まだ、実際問題として2月になったばかりだ。これからが、一番寒くなって、またその程度にも色々ある。ある程度寒い。仕方ない、昔からそうだ、だからしょうがない。人は、どうしようもないと諦観し、雪をほじくる。それを、適当にその辺に移動させ、それで大汗をかいて一休みする。今日はこれでどうにかなるだろう。
  あくる朝が来る。さほど寒くない。しかし、ぐっすりと眠ったからか、朝まで目が覚めないとなると、その変化を見て仰天する。雪が、30cmくらい積もっていて、これでは新聞配達の方も遅れるし、ポストに到達出来ない。弱った、朝は、あまり汗をかくことをやらないようにしているのだが。が、何ということか、それは、夢であった。夢の中で、朝に起きて、今日は寒い割によく眠ったが、起きてみると、雪が30cmも積もっているというものを体験する。まったく、悪夢もいい加減にしてくれ、と思う、こうゆう夢の経験は、私にはない。また、朝になって、辺りが一変する雪景色というのも、最近はないような気がする。でも、少し前は、この辺りは、かなりいい加減だが、雪に埋まって道路に車が放置されたという状況を、思い出すことが出来る。
  いずれにしろ、寒いと感じ、さらに一旦暖かくなって、また寒くなることは普通で、それで寒さも続くとさすがに、身の危険というものを意識する。それで、なお今まだ生きていることは、大仰な言い方をすれば、幸運の星のもとに生まれたとしか言いようがないとも、思ったりもする。

  やたら寒いが、歩かないと心配だから、それからまだそんなにひどい雨風でもなかったから、外に出たが、かなり寒く、でも今年、いやこの冬一番の寒さかというと、これは違うような気がする。無事帰って来てからの方が、さらに寒い思いをした。雨のままだが風がひどく、これが歩くときなら、無論止めた。その判断は、付く。

  寒いけど、フキの芽は1月の半ばに見つけた。フキノトウにもなっていない。妙な言い方だが、そう思う。お寺にあるもの。



  大きさは、2、3cmというところ。

  同じ場所の、梅の蕾。これそのものは大きくなっている気配はないが、ファイルを大きくしてみた。



  いかにも寒そうである。固く閉じている。

  


  きのうの朝、山の方を見ていたが、ふと視野になぜかカラスの小集団が入ってきて、何かがあるのか少し不思議な気がした。
  カラスが集まってその辺りの、電柱なり、電線に止まってかなり激しく鳴きあうことは何度もあるようで、しかしなぜそんなことになるのかは、これはまったく見当も付かない。これは、山の方角から手前に飛んできているが、夕刻にはときに、この反対方向へカラスが飛んでいるのを見ることもある。  

家が出来上がるまで

2008-02-03 07:26:18 | 散策
  朝のお天気、曇り。雪が少しパラパラ落ちてくるよう。風は弱そうで、穏やか。アメダスの最新気温、1.9℃、積雪0cm、湿度85%。室温5℃、少し、暖か。

  歩いていると、1年に1、2回、家の建て直しや、新築で、家はどのようにして出来るか、ホンの少し、垣間見るころが出来るが、肝心要のところ、ここはどうなっている、などは、ただ、道から眺めている、しかも歩きながら、だけなので、わからない。その後、そこに人が住み始めて特に問題もないようだと、なるほど、と思う。
  家の構造的なものについては、もはや出来上がった後から、どうのこうのすることはなかなか出来ないが、一応建物は完成し後からの工事となる、水周り、水道やら給湯器の設置、電気、電話関係などはあとあと、故障したり水漏れが発生したりと、難儀なことが発生しやすく、いかにこれらに、簡潔に対処できるかも重要なことだと考える。
  家の中の部屋に入ってみると、ここにコンセントがあるのか、それも、二つずつ、二箇所も。しかし、それも時とともに、一つのコンセントは、たんすの奥に隠れたりする。それから、照明も高いところにありすぎて、とてもじゃないが、人がどうにか出来るものではなく、どうしてこんなことになど、思う。
  昔の、っと言っても、そんなに昔ではないが、TVのアンテナは、今のF端子ではなく、同軸ケーブルであった。ここで、最近のTVを購入すると、運が悪いとアンテナに接続できないという悲劇が生じる。

  ガスは、この辺りはプロパンなので、あまり、その後の問題はなさそうである。ガスコンロを取り替えたことがあるが、これも、箱にくっ付いているタイプであったから、結構高価な買い物となった。

  水周りについてもいろいろな問題が起こる。漏水が起きていたが、これは、2ヶ月に一度のメータの検針で、検針をされた方がいち早く漏水してる可能性を指摘してくれて、そのとおりのことになった。給湯器の先の方が、そのどこかから水が漏れている。そこまでわかるが、大体が、配管というものは厚い壁の中を通過していて、また、その先はお風呂の湯船というときは、これこそ悲劇で、どうするかよくはわからない。この漏水については、別に新しく配管をすることしか、策はないようで、大きな音でかなり厚い壁に穴が開いた。なんとなく、恐ろしい話しではある。
  モータが回るが、その先に円筒形のノコギリが付いているが、カッタと言うべきか、こうゆうときに限ってなかなか、固くて貫通しない。いい加減、工事の方も疲れたころ、その向こうが見えて来て、これなら、最初からもう一つくらい、穴も開けて置くべきだな、とそのときは思った。

  色々な工事はあるが、建物やら、それから道の下には色々なものが、走っていて、さすがに地下鉄はないが、ある道路などでは、どうも大きな配水管が走っているらしく、水が流れている音が聞こえてきて、少し不気味でもある。

  家が建つのを見ているのは、楽しい。新しい家に、家具など運ばれてくる。後、もう一山越えればというところである。きのうは、その辺りを歩いていると、雪もなく乾いていて、最後には、茶色い砂煙が、車が走り去った後に、もうもうと立ち上がった。これまた珍しいことで、めでたいことだと思った。