名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

身の回り、世間のできごとをを日記風に記す(紙つぶてならぬブログつぶて)。

2016年のG7(主要国首脳会議=サミット)は伊勢志摩

2015-06-06 21:29:03 | Weblog
2015.6.6(土)
 安倍首相は5日、日本で開催する2016年のサミットを、三重県志摩市で開催すると発表した。首相はこれを「伊勢志摩サミット」と命名し、主会場は市内の英虞湾に浮かぶ賢島のホテルとする方針という。開催は来年5~6月で調整する。
 日本でのサミットは、2008年の北海道洞爺湖サミット以来、8年ぶり6回目となる。開催地にはほかに長野県軽井沢町、名古屋市、浜松市、仙台市、新潟市、神戸市、広島市が誘致を進めていたが、安倍首相周辺の働きかけで一番遅く名乗りを上げた志摩市が、伊勢神宮があり歴史や自然、伝統文化を世界に発信できる点が評価されたのではないかという。1海洋リゾート地である賢島の警備のしやすさもポイントとなった。
 サミットは日本、米国、英国、フランス、ドイツ、イタリア、カナダの首脳が集まり、年1回開催されている。1990年代からロシアを含めたG8で開催してきたが、2014年はウクライナ情勢を受け、ロシアの参加を停止した。2015年もドイツでG7として開催する。
 安倍首相の突然の発表に地元の志摩市はもちろん、三重県は歓迎ムードで沸き立っている。新聞もテレビもトップニュースで伝えている。志摩市は観光と水産業が基幹産業であることから地元では早くもその経済効果に期待している。
 しかし喜んでばかりもいられない。欧米の首脳が集まるのだからどんな危険があるのかは分からない。世界に散らばっているテロの驚異を侮ってはいけない。ありとあらゆる想定のもとに完璧な警備が要求される。最近のテロは一般市民を巻き込むことに躊躇がないことも胆に命ずべきである。
 こうしたことは、うまくいって当たり前、すこしでもミスが出れば日本の安全と信頼に影響を与える。関係者にはご苦労なことである。