名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

身の回り、世間のできごとをを日記風に記す(紙つぶてならぬブログつぶて)。

地方の元気再生事業

2009-11-27 17:58:08 | Weblog
2009.11.27
 国土交通省の補助による「地方の元気再生事業」というのがある。筆者の属している福祉系のNPO法人がこの事業を受けて、旧住宅公団の大規模団地住宅と中山間地域との連携による活性化の方策を探ろうという調査事業を行っている。
 昨日から今日(26~27日)にかけて、ある事業所のディサービス利用者と介護者総勢16人で豊田市の足助地域へ出かけた。都市と山間地域との交流の一環として、足助観光協会のAさんの協力の下、香嵐渓や足助屋敷、小原地区の四季桜、西村農園などの観光・地域活性化事業を視察した。
 都市の高齢化が進む大団地と山間地との交流をどう展開するかは今後の課題であるが、この調査に参加したお陰で、久しぶりに香嵐渓の紅葉を楽しむことができた。また、小原地区では10月下旬から12月始めにかけて四季桜が満開を迎え、大勢の観光客が訪れていることを知った。
 特に26日の香嵐渓では、平日であるのにかかわらず、関東地域や関西地域など遠方から自家用車は勿論、大型バスが列をなしており、巴川沿いや待月橋周辺も人ごみでごった返している様には驚かされた。紅葉も終盤とはいえ、その赤さが川面に映えてこの上ない景観である。待月橋のたもとには五色に輝くもみじもあったが、なんとも美しいものであった。
 今は豊田市に編入された旧小原村の四季桜も、村を挙げて取り組んだ努力が実って、写真のように素晴らしい晩秋の景観をつくりだしている。これは春にも花をつけるというから二度楽しめる。小原ではさらに挿し木によって増やしていくという。
 半分は観光気分であったが、高齢者や障害者を引き連れての行程だけに今日(27日)夕方5時ごろに帰ったときにはもうぐったりである。