名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

身の回り、世間のできごとをを日記風に記す(紙つぶてならぬブログつぶて)。

初めてヒイカ釣りに行ってきた

2009-11-17 18:43:56 | Weblog
2009.11.17
 昨日夕方、釣り仲間と初めてののヒイカ釣りを体験した。この地域では晩秋から初冬にかけて半田港の岸壁によってくるヒイカを釣る。
 そもそもヒイカなどあまり知られていないのではないかと思う。あのタルイカを見たとき、あまりの大きさに驚いたものであるが、ヒイカは逆にもっとも小さいイカの仲間であろう。
 ヒイカは、ヤリイカ科ジンドウイカ属の小型のイカで、別名コイカ(小烏賊)、テッポウイカ(鉄砲烏賊)などいろいろな呼び名がある。成長しても最大12センチ程度にしかならない。
 刺し身や握り寿司、煮付け、塩茹でなどにして食べる。
 昨夕、友人と二人で、暗くなる直前に半田港に出かけ、早速準備に入った。仕掛けは細仕掛のハリスの先に碇針がついており、そのすぐ上にエサのモエビを刺す針がついている単純なものである。そのモエビに食いついてきた時に、下についている碇針に引っかかるというものである。
 えさを買った石黒釣具屋の店員が、雨が続いているので食いが悪いといっていたが、何しろ初めての釣りなのでまずは1匹を釣ろうと、浮き釣りと脈釣りの二本仕掛で釣り開始である。イカは明るいところによってくるので、照明灯の真下へ仕掛を落とす。すぐに脈釣り仕掛けに小さな当たりがあり、上げてみたらこれぞ初めてのヒイカであった。しかし、その大きさはやっと5センチもあるかないかの極小イカである。小さいことは分かっていたが、実際手にしてみるとその小ささを実感し、これは1束、2束という単位で釣らないとみやげにならない。
 しかし、その後の当たりは遠く、仲間も、周りの釣り人もほとんど上がらない。2時間半ほどの間にやっと二人併せて11杯という貧果である。釣具屋の店員の予想通りとなってしまった。
 ヒイカのこんな初釣りであったが、小さいは小さいなりに微妙な当たりに合わせて釣り上げるところは、大物釣りとは違う面白さがある。周りには若者が大勢集まってきており、これはこれで面白い釣りであることの証左であろう。